3回目の緊急事態宣言状況

都心の様子





宣言から数日経ったけど、通勤時の東京メトロの混雑状況は「そういえば少し減ったかな」程度で、座席は全部埋まっていて立っている人も多いので、完璧な密状態。

池袋駅構内の人の流れは「全く変わらない」感じで人が減った感は無い。

雨の日に久しぶりに大江戸線に乗ってみた。

新宿～六本木から来る車両に乗ると、完全に酔い崩れて酩酊した若い女性が座席に倒れ込んでいた…どうみても不要不急では無かった。

前回や前々回の宣言の時と比べると、誰も言うことを聞かなくなったというのがハッキリ判る。

そしてオリンピック開催の決断がマッタナシになってきた。

ネットでは「開催をごり押しする政府や東京都に対して、無力な国民が阻止できるとすれば感染者数を増やすこと位だ」という声も上がり始めている。

でも、オリンピックは勝ち上がり方式で順位を決めるので、もし全試合を消化する前に感染した選手が発覚した場合、メダルの順位とかはどうなるんだろうか…3位決定戦とかも全部中止になるんだろうか。

最近怖いのは、インドで１日３４万人の感染が確認されている変異株が凄い勢いで感染拡大している事で、これが第5波になると相当厄介。

インド株は日本人に多い白血球の型による免疫が効きにくいので感染拡大が指摘されているが、既に東京都内で確認されている…厄介なことに現在使っているPCR検査では検出できないそうだ。

大阪で感染再拡大が起きている英国株が東京で広まっているが、そこにインド株が混入すれば今度はどういう株に変異するんだろうか？ワクチンは効くんだろうか？

そんな中、東京五輪・パラリンピック組織委員会が大会期間中看護師のボランティア500人派遣を日本看護協会に依頼していた事が発覚した。

東京五輪人件費が「一人1日30万円」で、この非常時にかり出される看護師は交通費と宿泊費は出るがノーギャラというのも凄まじい。

五輪をごり押しする奴らのせいで滅茶苦茶なのだ。