春分の日の居酒屋

御徒町





コロナ騒動で長らく会っていなかった親友Kと久しぶりに呑んだ。

緊急事態か何かしらないが、国民に無関心な官邸と御用学者の寝言を真に受けていると永久に呑めない。




お店の中は、まだ緊急事態宣言中だからなのかもしれないがアルコールの販売はAM11時からだったり、店内はテーブル毎に天井から下がったビニールで仕切られていた。

店内の様子は、今日は春分の日だった事を考えればコロナ前と変わらない感じだった。

さて、話題というやつは話そうとするネタが多すぎると空回りする現象が起きる。

例えば学生時代の同級生に何十年ぶりで会ったとして「お前、あれからどうした？」なんて話になっても何を何処から話せば的確に伝えられるのか途方に暮れる。

それと同じで、俺とKとの話題も会わなかった時間からすれば大スクープの連続なんだろうけど、意外な小ネタに終始した。

共通の知り合いの一人や二人亡くなっていてもおかしくない位の時間が経っているんだけど、健康関係とかの小市民的会話が続いた…俺は肩胛骨を「健康骨」だと思っていた。

俺は最近は酒を全く呑まないので、ペース配分を忘れてしまい少しピッチが遅かった…近くで団体さんが大騒ぎしていたのも気勢をくじかれてしまった。



しかし、長く続いたコロナ騒動もそろそろオシマイかなと思った。

明日から緊急事態宣言が解かれて東京オリンピック開催なので、これからGoToも復活させるらしいし、桜の花見や進学や転勤などの大移動で幾ら感染者が増え、変異ウイルスが暴れても政府はオカマイナシだと思う。

官邸のやり方を見ていると医学的根拠とかに関係なく、まずGoToやオリンピックなどの日程を決めて、その日程に向かって検査の数を減らして感染者数を合わせていき、マスコミを使って誘導している。

マスコミが騒げば大騒ぎになるし、マスコミが取り上げなければ無かった事になるが、オリンピックを開催させるならコロナは禁句になるだろう。

俺もコロナにはウンザリだけど、通勤電車の混雑だけは引き続きコロナモードでお願いしたいのだ。