SSブログ

2020 MotoGP 第11戦 アラゴンGP [モータースポーツ]

クアルタラロPP[モータースポーツ]





アラゴンGPはロッシがコロナ感染で欠場したが、予選はヤマハが絶好調だった。

ポールはクアルタラロ、2位にヴィニャーレス、3位はなんとクラッチローが入った。


10.20.01.jpg


決勝は、スタート直後のドタバタを制したヴィニャーレス、クアルタラロ、モルビデリのヤマハ勢がトップ3を形成、久しぶりのフロントローだったクラッチローはあっという間にいつもの定位置に沈んだ。

スズキのリンスがヤマハ勢に割り込んで、ミルもトップ集団に急接近。

ヤマハ勢は次第にコーナーでふくれ始め、クイックにコントロール出来るリンスが9周目にトップを奪った。

前戦で2位に入ったマルケス弟が、ドライでも兄を彷彿させる走りで追い上げ、ヘロヘロのモルビデリとクアルタラロを抜き去る。

前半好調だったヤマハ勢は次々と抜かれて、スズキが1・2、マルケス弟が3位に浮上。

その後、マルケス弟がミルを抜き2位に浮上、トップのリンスを追い上げる。

結果リンスがトップを守りきってチェッカーを受け、マルケス弟が2位、ミルが3位に入った。

残り4戦で、チャンピオンランニングはミルがトップ、2位はクアルタラロ、3位がヴィニャーレス。

なをマルケス兄は、次戦から復帰したとしても残り全てを勝ってもチャンピオンは無理となった。

次戦、ロッシの代役が誰になるか?だけど、ロレンソは無さそうで残念。

突然速くなったマルケス弟の走りは兄にソックリだけど、強引に割り込んで抜き去る荒法師的な走りが無い所が兄との差だと思う。

マルケス兄なら、ブレーキングが間に合わないと判っていても、トップのリンスのマシンにぶつけて強引にマシンの向きを変えていただろう。

このままマルケス弟が成長すれば、兄が戻ったときはピットのお父さんもビックリな壮絶な兄弟喧嘩が見れるかも。

相変わらず優勝者がコロコロ変わるドングリの背比べが続いているが、レースはスリリングで見応えがあったのだ。