運動

早歩き




最近は何処に行っても老人ばかりだ。

目立つのは歩行も困難になってきている老人で、車イスの人も多い。

テレビのBSのCMなんて、困っている老人向けのモノばかりだ。

俺も日々老化していく中で重要なのは健康、特に「脳と足腰」だと思うようになった。

いくら身体がピンピンしていても、頭が呆けては意味がないし、頭がシャープでも足腰が立たないのも地獄だと思う。

そこで今年から、晴れている日限定で職場までの通勤で地下鉄を一駅分歩くことを続けている…俺は続けると言ったらこのブログの更新ではないが、何があっても続ける！

春は歩くのが気持ちよかったんだけど、夏場は猛暑の中でマスクを着けて歩くのは大変で、汗をかかないように極力ゆっくり歩いていた。

しかし、最近は急激に涼しくなったので歩くスピードを上げる事にした。

「一日に歩かなければならない歩数」とかをよく耳にするけど、のんびり歩いていたのでは何万歩歩いても意味が無い。

身体を鍛えるという方向なら競歩の様な早歩きで筋肉に負荷をかけないと運動にならない。

職場へのルートを遠回りにして早歩きで歩いていると、どれだけ自分の足が鈍っているかよく判った。

膝辺りがフニャフニャだ。

最近始めた「お弁当作戦」も継続しているので、職場に向かうときに背負っているリュックが２食分の弁当で少し重いのも、ウエイトとして運動の役に立っている。

自分ではかなり頑張って早歩きしているつもりだったが、いつのまにか背後に迫っていた婆さんに軽く追い抜かれてしまったのはショックで、自分の足が一体何処まで退化してしまったのかと恐ろしくなった。

一駅分歩いて、職場に着く前に一服する。

地下鉄駅構内の自販機でオロナミンCの「ROYALPOLIS」を買って、川沿いにあるベンチに座って飲むのが毎回のパターン。





ひんやりした空気のなか、川に浮かぶ水鳥なんかを眺めながらまったり。

婆さんに抜かれたのがショックなので、毎回歩くスピードを上げていくのだ。