連休の状況

自粛か旅行か



通勤ルートは、平日は有楽町線に乗り入れの車両に乗るんだけど、土日祝は気分次第で時々池袋駅を経由して有楽町線に乗り換えている…近くに変な奴がいたりすると練馬で乗り換えるが、空いていたりするとそのまま池袋まで乗っている。

最近はコロナ感染者が増えているので、幾ら連休に突入したからといって政府のやっているGoToナントカもそうだけど、誰も旅行なんて行かないんじゃないか？と思っていた。

しかし、朝の池袋駅構内は旅行に出かける人々でごった返していて驚いた。

池袋駅の地下通路は、旅行用のキャリーバッグをゴロゴロ引きずる人の群れが大移動していた。

旅行か、良いね。

皆さん、楽しい旅行になれば良いねと思った。


今回のコロナウイルスは、SARSウイルスのバージョンアップされたものなので、病名は「COVID-19」だけど、ウイルス名は「SARS-CoV-2」だ。

恐ろしい死亡率のSARSは発病してからウイルスをばらまく性質の為に、感染者を隔離すればそれ以上広がることは無く、少数の感染で食い止める事が出来た。

そこで、SARSウイルスは発症する前の無症状感染の時からウイルスをまき散らすスタイルに変異して再登場した。

SARSウイルスは前回の反省点を次々とアップデートして変異するのが特徴で、今年の秋以降に発生する第２波は毒性を高め、来年の秋と予想されている第３波が「ホンモノ」だと予想されている。

SARSウイルスも他のウイルス同様で高温多湿に弱く、マスコミなどでは連日「感染の増加」を連呼しているが、むしろ「高温多湿」な今だからこの程度の数字で収まっていると見るのが正しいそうで、空気が乾燥して気温が下がる今年の秋以降は爆発的に増えるらしい。

いずれにせよ、まだ医療機関などが機能している今の間に、第２波への備えをしなければならないと思うが、最も感染者が多い東京都ですら都知事選が終われば「やってますパフォーマンス」のアラートさえも止めてしまった。


ただ、俺はそれならそれで良いと考える。

コロナ騒動で一部の業種にダメージはあったみたいだけど、大半の都民は元気で旅行に出かける経済的な余裕もある…だから、都知事選は小池氏の問答無用の圧勝だった。

都知事選は遠い昔の出来事では無くコロナ騒動のど真ん中で行われたので、現状の「責任転嫁で殆ど何もしていない東京都のコロナ対策」は都民の意志だ。


でも、約半年自粛していたので旅行に行きたくなる気持ちはよくわかる…俺もコロナが無ければとっくに出かけている。

第2波が秋となると、どうしても旅行に行きたいとなれば今しか無いだろう。

確かに今なら京都も空いているだろう…そもそも京都が空くってコロナでしかありえない。

京都まで行けば…ついでに東塔の修復を終えた薬師寺にも行きたいし、唐招提寺も。

奈良の観光協会も「行くシカない」と誘っている…。

ただ天気が悪過ぎるのだ。