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薄まる情熱 [日々のあれこれ]

長く離れている事の弊害[あせあせ(飛び散る汗)]


MOTO-GPは、まだ今年のスケジュールが定まっていない。

あと数日でハッキリするという情報もあるが、日程が決まってもコロナ次第だと思う。

しかし、レースは行われなくてもチームと選手の契約は生きている。

例えば今年走らせてみてから来期を考える予定だったホンダファクトリーのマルケス弟は、今年限りになりそう。

コロナ騒動でレースは行われていないが、既に来期の契約レースは始まっている。

そのど真ん中に、今年限りでヤマハファクトリーから去るロッシの来期の契約が決まっていない。

来期のヤマハワークスはヴィニャーレスとクアルタラロが既に決まっていて、ロッシはペトロナスで走る予定なんだけどまだ契約を交わしていない。

同じく、ドゥカティのドヴィツィオーゾも離脱の噂が出ていてはっきりしない。

ロッシの方は移籍するペトロナスに、自分のチームスタッフを入れる事で難航しているという情報もあるが、毎年GPで走る事が全てで他に何も見えなかったロッシが、今回のコロナによる長期のブランクで人生はGPで走る以外にも多くの楽しみがあるという事に気づいてしまったのでは?という話も出ている。

確かにGPの上位で走るには、他の事を全て犠牲にして速く走る事に集中しなければならない。

ロッシの場合、MOTO-GPを職業で無く身も心も捧げて夢中になる対象であり続けられた稀有な存在だと思う。

ただ今回のブランクで、ロッシを縛り上げていた魔法が解けてしまったのかもしれない。

レーサーも含むスポーツ選手は、いつか引退が待っている。

ロッシもそろそろかもしれないのだ。