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国会中継 [日々のあれこれ]

お天道様は見ている[晴れ]


最近のテレビは見るに値しないが、それでも総理大臣が証人喚問な桜疑獄の取調べが本格化した国会を、納税者の一人として見てみた。

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国会中継を見るなんて久しぶりだ。

俺はこのブログで数日前に日本が滅びる話題を取り上げたが、日本はアメリカや中国に滅ぼされるのではなく、内部から腐って崩壊するということを確信した。

テレビでは桜疑獄でのホテルの領収書の話をしていたんだけど、もう支離滅裂で小学校の学級委員会より程度が低いのを膨大な税金を掛けてやっていた。

余りのレベルの低さにカルチャーショックを受けたが、まだ見ていない人は、こういう奴らに税金を払っている事を再認識するためにも見た方がよいと思う。

「コロナ騒動で大変な時に国会で桜なんて呑気な事をやっていて良いのか?」という声も判らないでは無いが、野党からすれば、この桜疑獄を見逃せば野党としての存在意義が無くなってしまうので噛みつくのは理解できる。

総理大臣本人は至って幼稚な小心者なので、普段から馬鹿にして見下している女性議員に本当の事を突きつけられると人目を憚らずムキになって激高する…中身はツッコミ所満載の漫才。

一体いつから日本はこんなんになってしまったのか?

そりゃ、国会議員なんて官僚の書いた台詞をしゃべる人形だという事は知っているけど、今は肝心の官僚のレベルまで落ちている。

本来なら東大出のエリートだけが出世していたのが、大臣に官僚の任命権者を持たせたことで総理や官房長官の前で裸踊りが得意な人だけが出世する様になった。

東大をトップで出たエリートは、プライドも高いし裸踊りも苦手だったが、最近は舞も覚えてパンツの脱ぎ方も上手くなり、真顔で「名簿をシュレッダーに入れました!」とか言える様になった…つまり忖度という踊りを舞える様になった。

でもこういう官僚共の私利私欲の為にパンツを脱いで踊り狂う行為は「公務員はすべて国民全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない」という日本国憲法15条2項に触れるのではないか?

テレビの国会中継で、役不足の野党議員の話を退屈そうに聞いている与党の連中を見ていて心底気の毒に思った…金も腐るほど持っていて、名誉欲も満たされたのに、まだ嬉々として権力なんかにしがみついている。

我々が生きている現世は修行の場であって、死んでもナカナカ極楽浄土には行けず、修行が足りていない人は「もう一度やり直してこい!」と、再びこの世という地獄に生まれて最初から勉強のやり直しとなる。

我々無力な納税者達に、権力の座の上で悪事を働いている奴らを裁く力はない…しかし奴らが生まれ変われば、紛争地域の難民キャンプで顔面ハエだらけで産声を上げる事になるだろう。

お天道様は見ているのだ。