マスクと咳

コロナ肺炎


通勤で朝の激混みの有楽町線に乗っていた。

この路線は、通人ラッシュ時は外国人観光客の姿は少ないが、混むのが難点。

ま、都内の交通機関で空いている路線は無いが…JRの中央線や埼京線程では無いが、混むときは凄く混む。

俺は清瀬発の新木場行きに乗るので、いつも座席に座って行けるが…もし座れれないとなると辞めていたと思う。

清瀬からだと、難所は練馬から混み始めて池袋でピークとなり、飯田橋、市ヶ谷、有楽町と難所を通過する。

今日も、池袋の手前辺りからどっと混み始めて、30代のマスク無しの男性が我々の前でつり革を持って片手スマホで立っていた。

男が暫くして2発大きい咳をした瞬間、座席の全員が刺すような視線で睨み付けたが、男は全く意に介さない感じで堂々とスマホをガン見していた。

最後はこういう奴が生き残るんだと思う。




最近はスーパーの大きな薬局にもマスクの前だけは人だかりが出来ていて…韓国が誇る日本製なんかより数倍高性能らしい韓国のマスクは、実は素材が中国製だったらしく、中国がマスク不足から自国優先になったので韓国のマスク工場は製造がストップするらしい。

イトーヨーカ堂が中国に100万枚のマスクを送った事がニュースになって、反日が愛国の韓国は負けじと200万枚と医療用の100万枚の計300万枚を送ると高らかに宣言したが、現在まで送ったという情報はないものの、既に韓国内では送った事になっていて中国人達から感謝の言葉が贈られたというニュースで持ちきりだ。

暢気な韓国と違って、このまま感染が広がれば日本国内は神経質になっていくだろう。

そうなってくると、マスクがウイルスに対して有効なのか？という問題より「マスクをすること」が重要になってくる。

有楽町線の無神経な男の咳も、その男がマスクをしていれば少しは和らいだと思う…マスクをしていないと「この時節にマスクもしないで」という気持ちが上回る。

こういう時は、マジョリティーに紛れ込むのが最も利口だと思う…皆がマスクをしているときは、自分もマスクをして多数派に紛れたい。

中国も連休終了で再び国内で帰省ラッシュがあり、日本もこれから私大の入試と、帰省していた中国人留学生の戻りがある。

広がるなら、そろそろ一気に来そうなのだ。