8ミリビデオ・音切れの問題

動画編集


永らく停止というか放置していたビデオテープのデジタル化を再開している。

今頃になってテープモノのデジタル化をやっているのも俺くらいだと思うけど、今格闘している人の何かの参考になればとレポートしてみる。

とにかくテープを再生出来る間に作業しないと、もうVHSも作っていない。

今回取り上げるのは、もう無くなった「8ミリビデオテープ」のデジタル化。




これをPCに取り込むんだけど、俺の場合はマザー直刺しのI-O DATAのカードで、入力はコンポジット端子。

問題は音声で、カメラに着いているマイクで録音しているので音が悪くて、編集で何とかならないか？と色々試してみた。

8ミリビデオより過去に遡るとVHSテープを使う大がかりなカメラがあったが、入力に気をつけないとバンドの演奏などは音がデカ過ぎて音割れが起きたが、8ミリビデオはテープがメタルテープなのでピークに強くて音割れは無かったが、音がショボい。

PCに取り込んだ動画ファイルから音声を抜き取ってマスタリング加工し、再び動画にくっつけてみたが絵と音がシンクロしないでズレてしまう。

原因を追及してみると、再生しているときは一瞬なのでさほど気にならないんだけど、波形アプリで見ると時々音がとぎれていて、その無音部分でタイムがズレるみたい。

トラッキングエラーなんだろうけど、8ミリビデオだとテープに関係なく普通に起きている。

後編集では上手くいかないので、今度は動画を取り込む前段にイコライザーを使って補正してみた。

ビデオ編集なんて何年をやっていないので忘れたが、アプリを使って複数のカメラの映像を切り替えるときも、一番マトモな音声のファイルをマスターの音声として使っていたのを覚えているので、ファイルから音声を抜き取ってマスタリングするとシンクロしないのかもしれない。

ただ、こうして頑張ってデジタル化しても、見返す事ってあるのか？と考えると、そもそも撮影した後で1度見た後は今まで放置していたという事は…今回苦労して編集しても二度と見ることは無いと思う。

なので、何らかの形で、記事に写真を貼り付ける様な感じで、動画を使えないか？と考えている。

諸々の事は後でゆっくり考えるとして、テープを再生させる機器が動く間に済ませるのだ。