秋旅 信州 Vol.17

独鈷山 前山寺



信州上田の寺を廻る我々は、「未完成の完成の塔」という三重塔がある前山寺に到着した。




前山寺は812年、空海上人が護摩修行の霊場として開創したと伝えられている古刹。




立派な薬医門を潜る。




朱印所で入山料を払って境内に入る。




鐘楼も見事。




三重塔は見事な美しさで、建てられた年代などがハッキリしていれば国宝級だと思う。




この美しい塔は二、三重の柱に仕口がありながら窓や扉などが無く、長い胴貫で変化と調和を持たせている事から「未完成の完成の塔」と呼ばれている。





本尊は大日如来。




休憩所では野菜などが販売されていて、郵便局出張所もあった。

落ち着いた境内の影響からか、写真撮影にも凝り出して、「秋」をテーマにトンボを撮影してみる。





前山寺は静かに佇む三重塔が印象的だったのだ。