相棒発掘

No-２ストラト
長くギターを弾かないと、色んな所が初期化される。

リハビリを行うと、それがよくわかる。

驚いたのがピックで、ベースのピック選びで沢山のピックを揃えたので、試しに他のピックを使ってみようと色々試してみると、かなりイメージが違った。

俺はピックのしなりが嫌で、極厚のピックを使っていたが、薄めのピックも悪くないと感じた。

また、ここ最近リハビリをしては中断していたので、その度に弾きやすいギターを選ぶんだけど、毎回シックリ来るギターが変わる。

今は極細ネック中心で弾いているけど、当ブログのフロントページの写真で弾いている俺の持っているStratocasterの中では一番ネックが太いのを弾いてみたが、ネックの太さが気にならなくなっていた。

つまり、長期間のブランクで、これまでの感覚がリセットされている。

面白くなってきたので、久しぶりにリペア後ケースに入れっぱなしだった、かつての相棒N02ストラトを鳴らしてみた。




全然シックリ来る…外見は傷だらけで貫禄充分だけど、ギターそのものの状態は凄く良い。

アンプに通してみたけど、音も良い。

そもそも、FLOYDROSEが壊れなければ、今も使い続けていたと思う…ブリッジで弦を固定する駒が悪いのでは無く、駒が入っているブロックに亀裂が入っているのは、ライセンスものでは無くオリジナルFLOYDROSEだけに見抜けなかった。

ブロックの亀裂に気がついたのは、他のギターを色々試し、使える様にモディファイした後だったので、弾かなくなった。

新しいメインギターを弾くのに慣れると、N02ストラトはシックリ来なくなっていたが、今は全てが初期化というか再フォーマットされているので、全てのギターが新鮮。

この辺りで、N02の復活も面白いかも…「また今度」なんて悠長な事を言っていたら俺に寿命が来るから。

激重ギターなので、辛ければベース同様SADOWSKYのストラップを付ければ大丈夫だと思う。

ただ、外見はかなりボロボロなのだ。