タイムマシン

重力の特性


ブラック・サバスの「タイムマシン」という曲を聴いて、子供の頃SF小説に出てきたタイムマシンの事を思い出した。




タイムマシンは科学的には理論としては可能だと言われているが、実現するのは遙か先の時代になるだろう。

もっとも、現在より過去に戻るのは難しい…タイムマシンで少しだけ過去に戻って、過去の自分を殺したらどうなるのか？のパラドックスがあって、ワームホールで過去と現在をつなげたとしても、フィードバック現象が起きて壊れてしまうらしい。

ただ、未来に行くことは理論的には不可能ではない。

有名なのが光りのスピードで飛ぶ乗り物に乗ればウラシマ効果が得られるとかで、他にも強烈な重力の近くは時間の流れるスピードが遅くなる。

例えば超正確な時計を搭載しているGPSの人工衛星は、地球の重力の影響を受けないので地上よりも時間の経過は早いので、遅く進むように調整されている。

この宇宙で最も重力のあるものはブラックホールなので、その周囲を宇宙船で飛ぶことが出来れば、地球に戻ればウラシマ効果となる。

自分たちがブラックホールの周囲を5年間飛び続けて地球に戻ると、地球では10年が経過していた…つまり宇宙船の乗組員は5年先の未来に行った事になる。

でもタイムマシンは恐竜時代やカンブリア紀に行けないと面白くないのだ。