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天体望遠鏡 [宇宙]

無限な世界[やや欠け月]



俺は子供の頃から宇宙に興味がある。

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今年父が亡くなった時、父が暮らしていた家で遺品整理をしていると、2階の押し入れの中に、俺が子供の頃使っていた天体望遠鏡を見つけ、懐かしい気分になった。

買って貰ったときは嬉しくて、家の外にだして最初は月面のクレーターを見て感動して観測熱に火が付いた。

一番倍率の高いレンズで適当に動かしたときに偶然土星が見えたときも、蚊に刺されながら驚きの声を上げた事を昨日の出来事のように覚えている。

アマチュア天体観測の道具も大きく進化したので、もしまた望遠鏡を買うなら最新のナビ付きのを買おうとサヨナラした…もう最近はサヨナラの目白押し。

しかし、俺なんかも天体観測していた宇宙とは何だろうか?

俺なんかが言うまでもなく、ビッグバンで光より速いスピードで拡散した物質が、やがて星となり、星が増えて銀河が出来た。

今の宇宙は我々の太陽系がある銀河が無数にあるのが観測されているんだけど、宇宙の広さは判らない。

だから、今から138億年前にビッグバンで誕生した宇宙で最初に誕生した星を見つける事が出来れば、ある程度の事は判るのでは無いか?と言われている。

という事で、可能な限り遠くの星や銀河を見つける競争が世界各地で行われているんだけど、そうなってくると可視光線のハッブル宇宙望遠鏡では限界があって、赤外線とかの波長も探知出来る望遠鏡の出番となる。

遠い星を探す目的は、例えば1光年離れている星を地球で見た場合、地球で見えるのはその星の1年前の姿なので、例えば100億光年先の天体を観測できれば、ビッグバンが起きた138億年前にかなり近い事が判るだろうと考えられている。

ただ、問題は我々が現在観測している「位置」がいつから存在するのか?が欠けているのでは無いかな?

我々が限りなく遠い星を探していても、我々の銀河が存在する前から今の場所が存在していれば、それこそビッグバン後の最初の星が輝きは我々の位置をとうの昔に通り過ぎてしまっているのでは無いだろうか?

地球とか太陽で無く、我々の銀河がビッグバンからどれくらい経過したときに誕生したか?が判らないと、調べようがないと思う。

というか、そもそもビッグバンが起きる前の、ビッグバンで物質が飛び散り、138億年後の現在も光速を超えて星々が膨張し続けている空間の大きさはどれくらいなのか?

そもそも何億光年と我々が計算している距離は、本当に正しいのか?

もちろん、俺が宇宙に関して無知なので判らないんだろうけど、光のスピードを超えられないというアインシュタインの理論が正しいとする根拠はあるんだろうか?

光のスピードは1秒間に地球を7周り半するらしく、スピードに換算すると秒速30万kmになるが、この先文明が進みロケットのスピードが秒速30万kmとまではいかなくても秒速20万kmまで出せる時が来たとして、20万kmで飛ぶロケット2機がすれ違うときの速度差はは光速を超えないのか?

科学文明は常に進化しているので、コペルニクス以前の時代に正しいとされていた天動説は現在では間違いに変わっているのと同じで、今の学説が絶対に正しいと言い切れないんじゃないかな?

この無限に広い宇宙に、我々より発達した文明を持つ星が多数あり、それらの星々から宇宙人が地球にやってきているという説もある。

宇宙は謎だらけなのだ。