小手指でリハ

綺麗な街

地元メタルバンドのリハに行ってきた。

今回から東村山のスタジオから小手指のスタジオに移動した。

綺麗なスタジオで、機材もソコソコで良い感じ…ってか、「今時これが普通だよ」って皆で笑ったが、確かにこれまでが酷すぎた。

俺は好きじゃないAMPEGのSVT-3PROだったから、次回も同じ部屋なら自前ヘッドを鳴らそうかなと思った。

とにかく普通のアンプが普通に置いてあるだけで、助かった…前のスタジオでは自前ヘッドが使えるのか？もよくわからないヘンテコなアンプばかりだったから。

小手指は池袋線なので、俺は乗り換えずにそのままだから、これを機会にエフェクターボードを復活させようかな。

電車を乗り継いだりで移動が大変だと気分が「どれだけ運搬での疲労を軽減できるか？」に気持ちが傾くけど、移動が楽なら移動に費やしていたエネルギーを音に懲る事に使いたくなる。

俺は小手指駅から降りたのは、初めてだった。

埼玉だから田舎だろうとなめていたら、清瀬なんかより全然都会というか、駅前は最近出来た街って感じで、どれも新しくて綺麗だった。

綺麗な街で、綺麗なスタジオ…小手指が気に入った。

俺は正月に初リハを終えているが、こちらのバンドはメンバーの日程が合わず、今年初リハだった。

忘年会以来なので、旅行のおみやげとかも貰ったり、父が亡くなった事でリハ参加の事で細かく連絡を取っていたから、皆気を遣ってくれて香典を頂いた。

小手指駅前の「餃子の王将」でミーティングしたんだけど、話は主に俺がどうやって超短期間で葬儀を乗り切ったか？が話題になった。




皆も親が俺と似た感じのお年頃なので、他人事では無いらしい。

人間は不老不死では無いので、この問題だけは絶対に避けて通れない必ず遭遇する事なので、皆真剣に俺の体験談を聞いていた。

俺は今回で葬儀関係は自分を除いて最後になったので気楽だけど、まだな人は明日は我が身だ。


次回のリハは、エフェクターボードを持っていこう。

小手指が気に入ったのだ。