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レトロな歪みの追求 VOL3 [ギターの話題]

回答は90年代サウンド[るんるん]


昔の古いアンプを鳴らそうと色々やっている。

部屋に転がっているデジタルモノはどの程度のレイテンシなのかをテストしてみたら、ROCKTRONのVooDu Valveは結構遅れて聞え、POD・XTはBOSSの最近のフロアタイプのマルチと変わらなかった。

一応古いソルダーノをメインの歪みというテーマであれこれやってみた。

特にソルダーノとPODの組み合わせは納得出来た…POD内のアンプをオフにしてセンド・リターンにソルダーノを挟むと、これだけでライブが出来るレベルだと思う。


ついでだからもう少し突っ込んだのも組んでみた。

MIDIで動くリアルアンプのROCKTRON PIRANHAと、VooDu Valveをステレオで鳴らして、デジタル・マルチの弱点であるレイテンシを逆利用したステレオアウトのダブリングで鳴らすことにした…この方法は以前MargeLitchでもやっていた。

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VooDu Valveは発売当時では超速のDSP搭載だったんだけど…今時のデジタルと比べると遅かったので、こいつをダブリング用として使うことにした。

やはりリアルアンプは音の抜けが違うね…特にクリーンサウンドが他と違って音にコシがある。

ドーンと「弦の音を大きくしました」的な生々しい乱暴さがリアル…この組み合わせも悪くない。



最後にPODとソルダーノコンビとVooDu Valveとのダブリングを試した。

11.28.01.jpg


この組み合わせが最高だった。

ギターから2つのアンプにTECHのマルチプルジャックを使って分配するんだけど、ゲインが下がるので前段にPROVIDENCEのVITALIZERで少しだけゲインアップしている。

PODがノイズにデリケートなので、パッチケーブルも全てオーディオテクニカGX-7に交換!

ギターも久しぶりにハンバッカー搭載のSonicBlueやレッド君を引っ張り出して鳴らしてみると、パンチが効いていてゴキゲン!

俺の中にある「レトロな音」探しの回答は、90年代の音だったと思う…具体的にはハイファイなステレオアンプの厚みって感じで、俺的には音懐かしい想い出のサウンドだ。

デカい音で鳴らしたくなる音なのだ。