BBC好きな映画ランキング

日本の「七人の侍」が1位


BBC選出の「史上最高の外国語映画100本」が発表された。

1位は黒澤明監督の「七人の侍」。




俺は黒澤明映画監督は大好きで、販売されている作品はほぼDVDで持っている。

黒澤作品で好きなのは仲代達也が主演の「乱」「影武者」とかで、「夢」も大好き。

ただ、1位に選ばれた「七人の侍」はイマイチだった。

野武士集団に略奪されるのを恐れた村人が、浪人武士達に用心棒を依頼する。

愚鈍で馬鹿な農民の群れを、利発な志村喬が纏めて自警団を作り村を守りきるが、4人の仲間が死んでしまう。

命がけで村を守った武士達だったが、結局笑ったのは農奴達だった…納得がいかない。

何度見ても有能な武士達の犬死にが痛々しくて残念。

まるで中世からタイムスリップしてきた様な三船敏郎の迫力だけが浮きだってバランスも悪い。

3位には小津安二郎監督の「東京物語」がランクインしているが、親子の関係の難しさは万国共通なんだろうか？

俺が１本選ぶなら…映画とは台本に役者の演技、カメラワーク、衣装や大道具、音楽など芸術の集大成という意味では「アマデウス」を選ぶ。

最近はじっくり映画を観る時間がないのだ。