2018 鈴鹿8耐 [モータースポーツ]
カワサキ・チームグリーン PP
日本列島を偏西風と逆に迷走する台風12号が通過する中で、鈴鹿8耐が開催された。
予選の結果、ポールは23年ぶりにカワサキがゲット!
決勝は、ポールポジションのカワサキ・チームグリーンが王者ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームを5秒引き離してトップを独走。
耐久レースでは無く、8時間続くスプリントレースというバトルが激しい。
しかし2時間経過辺りで万を辞してヤマハ・ファクトリーがトップに出て2位のカワサキに2秒リード。
同じく2時間経過付近で、清銀応援のEVA RT初号機webikeトリックスターが最終コーナーで転倒…。
折れたハンドルが当ってフレームに穴が空くダメージを負ってしまう。
ピットに戻るまで時間が掛かるも、修理自体は30分で完了…しかし、レギュレーションでフレーム交換は出来ないので、ライダーの安全重視という事で走行を見合わせた。
その後、レース終了5分前に全開走行はしないという約束でリスタートし57位でチェッカーを受けた…予選は22位だったので期待していたが、非常に残念だった。
今年注目の、久しぶりに8耐に戻ってきたホンダワークスの「レッドブル・ホンダwith日本郵便」は3位を独走…しかし前を行く2台には追いつけそうにない感じ。
58周目からカワサキのレオン・ハスラムとヤマハのアレックス・ロウズがスプリントレース級の激しいバトルを展開するも、転倒した下位チームのバイクから火が出て芝生が燃えるアクシデントでセーフティカーが入る。
セーフティカーのおかげでレッドブル・ホンダが差を詰めるも、リスタート後は再びハスラムがロウズマシンをぶつけながらトップを争う。
トップの2台が同時にピットイン、カワサキのジョナサン・レイがヤマハを引き離し独走態勢に。
しかしカワサキはピットイン時に原因不明のスピードダウンで3位に後退。
5時間経過辺りで突然の大雨と青空という台風独特の天気となり、下位チームのマシンがデグナーカーブで転倒を機に再びペースカーが入った。
参戦台数の多い8耐はホームストレートエンドとヘアピンの立ち上がりからペースカーが2台入る…どちらのペースカーの後ろに付くかで差が縮まったり、半周遅れたりするがこの時はトップのヤマハと2位のカワサキは差が広がってしまった。
セーフティーカー導入時に雨と晴れが交互に入れ替わり、ホンダがピットインでレインタイヤに交換、セーフティカーラン中なのでピット出口で止められて3位に後退、雨脚は強まりヤマハも溜まらずピットインでレインに履き替えたが、スリックで走り続けていたカワサキのレイがスプーンカーブで転倒。
セーフティカーは、コロコロ変わる悪天候と相次ぐ転倒で40分入っていたが、リスタート時の順位はホンダがトップ、2位ヤマハ、3位のカワサキは周回遅れ。
その後ヤマハがホンダを抜いてトップに出た所で、コース上にオイルが出たために約30分間フルコースコーションのまま3度目のペースカーが入り、その間に天候が回復。
リスタート後は、ヤマハがホンダを簡単に引き離してアドバンテージを築き、トップ独走状態となる。
2位の中上が乗るホンダは、ヤマハを追うというよりは燃費走行…ホンダは打つ手は全て打ったが、役者が違った。
レースはそのままヤマハがトップでゴール!
2位にホンダ、3位にカワサキが入った…スローダウンと転倒を乗り越えたカワサキは今年の8耐を盛り上げた。
ヤマハは連勝記録更新となる4連覇を達成した。
ヤマハの中須賀克行は決勝前日に行なわれたトップ10トライアルセッション前のフリー走行で激しく転倒して決勝には出走せず、アレックス・ロウズとファン・デル・マークとロウズのふたりで8時間を走りきった。
レースに「たら・れば」は無いが…
ヤマハはもし台風が来ずに、いつも通りの灼熱地獄の鈴鹿だったらライダー2人で乗り切るのは厳しかったかもしれない。
カワサキも謎のスローダウンと転倒が無ければ、優勝していた。
最後まで燃費走行でピット回数を減らそうとしていたホンダも、もしあれだけペースカーが入らなければ作戦が成功した可能性は高い。
いずれにせよ3メーカーが表彰台に上がり、4位まで入れるとヤマハ、ホンダ、カワサキ、スズキの4メーカーが上位に入った。
8時間のスプリントレースと考えれば、4メーカーの実力は拮抗していると思う。
天気に翻弄されたものの、今年の8耐も見応えのあるレースだった。
8時間走りきった全てのチームに心からの拍手を送りたい。
真っ暗な鈴鹿の空に花火が上がる…日本列島は現在夏真っ盛りなんだけど、鈴鹿の花火を見ると夏が終わった寂しさみたいなのが押し寄せてくる。
また来年なのだ!
日本列島を偏西風と逆に迷走する台風12号が通過する中で、鈴鹿8耐が開催された。
予選の結果、ポールは23年ぶりにカワサキがゲット!
決勝は、ポールポジションのカワサキ・チームグリーンが王者ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームを5秒引き離してトップを独走。
耐久レースでは無く、8時間続くスプリントレースというバトルが激しい。
しかし2時間経過辺りで万を辞してヤマハ・ファクトリーがトップに出て2位のカワサキに2秒リード。
同じく2時間経過付近で、清銀応援のEVA RT初号機webikeトリックスターが最終コーナーで転倒…。
折れたハンドルが当ってフレームに穴が空くダメージを負ってしまう。
ピットに戻るまで時間が掛かるも、修理自体は30分で完了…しかし、レギュレーションでフレーム交換は出来ないので、ライダーの安全重視という事で走行を見合わせた。
その後、レース終了5分前に全開走行はしないという約束でリスタートし57位でチェッカーを受けた…予選は22位だったので期待していたが、非常に残念だった。
今年注目の、久しぶりに8耐に戻ってきたホンダワークスの「レッドブル・ホンダwith日本郵便」は3位を独走…しかし前を行く2台には追いつけそうにない感じ。
58周目からカワサキのレオン・ハスラムとヤマハのアレックス・ロウズがスプリントレース級の激しいバトルを展開するも、転倒した下位チームのバイクから火が出て芝生が燃えるアクシデントでセーフティカーが入る。
セーフティカーのおかげでレッドブル・ホンダが差を詰めるも、リスタート後は再びハスラムがロウズマシンをぶつけながらトップを争う。
トップの2台が同時にピットイン、カワサキのジョナサン・レイがヤマハを引き離し独走態勢に。
しかしカワサキはピットイン時に原因不明のスピードダウンで3位に後退。
5時間経過辺りで突然の大雨と青空という台風独特の天気となり、下位チームのマシンがデグナーカーブで転倒を機に再びペースカーが入った。
参戦台数の多い8耐はホームストレートエンドとヘアピンの立ち上がりからペースカーが2台入る…どちらのペースカーの後ろに付くかで差が縮まったり、半周遅れたりするがこの時はトップのヤマハと2位のカワサキは差が広がってしまった。
セーフティーカー導入時に雨と晴れが交互に入れ替わり、ホンダがピットインでレインタイヤに交換、セーフティカーラン中なのでピット出口で止められて3位に後退、雨脚は強まりヤマハも溜まらずピットインでレインに履き替えたが、スリックで走り続けていたカワサキのレイがスプーンカーブで転倒。
セーフティカーは、コロコロ変わる悪天候と相次ぐ転倒で40分入っていたが、リスタート時の順位はホンダがトップ、2位ヤマハ、3位のカワサキは周回遅れ。
その後ヤマハがホンダを抜いてトップに出た所で、コース上にオイルが出たために約30分間フルコースコーションのまま3度目のペースカーが入り、その間に天候が回復。
リスタート後は、ヤマハがホンダを簡単に引き離してアドバンテージを築き、トップ独走状態となる。
2位の中上が乗るホンダは、ヤマハを追うというよりは燃費走行…ホンダは打つ手は全て打ったが、役者が違った。
レースはそのままヤマハがトップでゴール!
2位にホンダ、3位にカワサキが入った…スローダウンと転倒を乗り越えたカワサキは今年の8耐を盛り上げた。
ヤマハは連勝記録更新となる4連覇を達成した。
ヤマハの中須賀克行は決勝前日に行なわれたトップ10トライアルセッション前のフリー走行で激しく転倒して決勝には出走せず、アレックス・ロウズとファン・デル・マークとロウズのふたりで8時間を走りきった。
レースに「たら・れば」は無いが…
ヤマハはもし台風が来ずに、いつも通りの灼熱地獄の鈴鹿だったらライダー2人で乗り切るのは厳しかったかもしれない。
カワサキも謎のスローダウンと転倒が無ければ、優勝していた。
最後まで燃費走行でピット回数を減らそうとしていたホンダも、もしあれだけペースカーが入らなければ作戦が成功した可能性は高い。
いずれにせよ3メーカーが表彰台に上がり、4位まで入れるとヤマハ、ホンダ、カワサキ、スズキの4メーカーが上位に入った。
8時間のスプリントレースと考えれば、4メーカーの実力は拮抗していると思う。
天気に翻弄されたものの、今年の8耐も見応えのあるレースだった。
8時間走りきった全てのチームに心からの拍手を送りたい。
真っ暗な鈴鹿の空に花火が上がる…日本列島は現在夏真っ盛りなんだけど、鈴鹿の花火を見ると夏が終わった寂しさみたいなのが押し寄せてくる。
また来年なのだ!
2018-07-29 23:26