ネコと餃子と平和観音

北関東旅行2018　09

大谷資料館を出て、宇都宮市大谷町にある大谷公園に、巨大な平和観音を見に行く。

車を駐めて歩いていると、能満寺という立派なお堂があった。




古い小さなお堂がぽつんと１つあるだけなんだけど、豪華な彫刻がされていたりで只の寺で無い雰囲気を醸し出していた。




道路伝いに能満寺の裏手に回った所に大谷公園はあった。




巨大な平和観音は大谷石採掘跡に刻まれた石仏だった。




平和観音は戦没者の慰霊と世界平和を祈念して、昭和初期に自然の岩壁に直接彫られ、高さは27m。




宇都宮に来たので餃子を食べようという事になり、「宇都宮餃子の幸楽」に行く。




丁度お昼時で、駐車場は満杯。

別の店に移動する時間の間に駐められるだろうと、駐車場が空くのを車の中で待ってから駐車し、店に向かうと店も混んでいて人が並んでいた。

平日の、しかも天気が雨なのにこの人気は凄いと、期待が高まった。

店の横にあるベンチに腰掛けていると…どこからともなくネコさんがやってきた！




頭とシッポだけが鯖で、後は真っ白という変わった柄だ。




ネコマイスターの俺は、やってきたネコを撫でると数秒でゴロゴロ状態に。



駐車場にも随分空きが出来ていた頃、行列も進んで店の中で待つ。




値段は都内より安め。




お客は観光客が多い感じで、我々の隣にいたおばさんの集団は都内から来ていた。




ラーメンと餃子を注文する…ラーメンは細麺と平麺を選ぶ形式。




ラーメンは醤油ベースの至って普通のラーメンで、餃子も特にコレといった特徴は無かった…普通に美味しく頂いた。




ただ、作る側からすれば、ラーメンも餃子も特色を出すのは難しい料理だと思う…他と違えば良いのか？といえば、そうでは無いと思う。

餃子の宇都宮と言われるようになり、それを目当てに観光客が天気の悪い日でも行列を作る状況で、奇をてらった冒険をせずに値段も良心的な範囲に抑える足が地に着いた方針は、ナカナカ出来そうで出来ない…店主は何が大事か判ってるなと思った。

幸楽さんは、長椅子とネコが良かったのだ。