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2018MotoGP第4戦スペインGP [モータースポーツ]

クラッチローPP[モータースポーツ]

最近サテライトチームのライダーがポールを取る事が増えているが、今回もクラッチローがポールをゲットした。

今年は決勝でも必ずしもワークスがプライベートより上位とは限らない…そういう意味では楽しいレースなんだろうけど、やはりマルケス1強では盛り上がらない、今回もそんな「マルケス退屈症候群」なレースだった。

決勝スタート、ホールショットはロレンソが奪った!

やはり地元スペインではロレンソが速かったが、その走りは直線重視で強烈なレイトブレーキングというドゥカティスタイルの乗り方に変わっていた。

レース中盤トップに出たマルケスが暴れるマシンを押さえつけて後続を引き離しにかかる。

2位ロレンソ、3位ドヴィツィオーゾ、4位ペドロサの集団がマルケスを追う、それ以降は表彰台圏外という感じ。

しかし、逃げるマルケスを追おうとするドヴィツィオーゾが、ロレンソに仕掛けるがコーナーを曲がりきれずにアウトに膨らむ。

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空いたインにロレンソが入ろうとするが、後方からペドロサが入ってきて激突。

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ロレンソのマシンが外側に飛ばされてドヴィツィオーゾのマシンに当たる。

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一瞬にして3台のマシンがリタイアとなった…まるでビリヤードの様だった。

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ただビリヤードにならなかったとしても、2位集団を誰が抜け出してもマルケスに追いつけなかったと思う。

ロレンソが地元で久しぶりの表彰台だと思って見ていたので凄く残念…何かロレンソがイアンノーネ化してきているのも不安。

結果は、前戦に続きマルケスが後続を大きく引き離し、途中から観客に手を振っての余裕のゴール。

2位には来期KTMに移籍するザルコ、3位はスズキのイアンノーネが入った。

なをポールのクラッチローはオヤクソクの転倒リタイアに終わった。

グランプリがヨーロッパに戻った所で、ポイントランキングはマルケスがトップ…早くも今年のチャンピオン決定って感じで、他が何とかしてくれないと面白くない。

次戦のルマンでロレンソの巻き返しに期待なのだ。