仮想通貨景気

バブルなのか？

仮想通貨取引所「コインチェック」が約580億円相当の仮想通貨が盗まれたニュースが世間を騒がせている。

1月26日の12時7分にコインチェックが公式Twitterで入金制限を発表してから、仮想通貨の売買や出金が停止されるまでの時間帯に「26日より以前には存在しなかったアカウント」に1363億円の資金移動がある事が判り、タイミングが余りにも不自然な送金なことから、事情を知ることができる立場の者が行なったのでは無いか？と疑いの声が挙がっているが、仮想通貨の場合は法律が追いついていないため株のインサイダーのような法の網がかけられていない。

ただ、送金記録からすると、今回の出来事は単なる仮想通貨の流出事件では無いのではないかと指摘する声がある。

もしコインチェック側のインサイダーだとすれば、被害者に580億円を現金で払い戻すと言っているけど、それでも783億円の利益がある事になる。

しかし、この事件で判った事は世の中にはお金持ちが多いって事。

仮想通貨事業への参入は開業ラッシュで、法規制もまだ緩く、有能な人材の奪い合いになっているらしい。


一方で格差社会が進み、貧乏な人も増えている。

貯蓄ゼロ世帯が増えているらしい。




若者や子育てが大変な40代までが貯蓄ゼロなのは判るが、高齢者も多い。

政府は仕事からリタイヤする年齢を限界以上に引き上げ、それに平行する形でシレっと年金受給の年齢も上げている。

安部政権は一億総活躍社会と喚いているが、要するに貧乏人は死ぬ前日まで働けという事で、言い換えれば生産性の無い人間は死んでくれという事になる。

最近テレビやネットなどで、日本は世界中から憧れられる観光地で、日本人の素養は世界一です！みたいな気色の悪い情報で溢れているが、外国人旅行者は日本に来て驚くのは日本人の礼儀正しさでは無く、沢山の老人が働いているのを見て驚くらしい。

韓国では弾劾で朴槿恵政権がひっくり返ったが、日本は国会を取り囲んでもビクともしないし、たとえ政権を変えても良くなるとは思えない。

俺なんかは、自分を守るのは自分だけなんだと思う…国はもちろん、基本は誰も助けてくれないと思っている。

そうなると、自分の力で出来る事といえば、精々健康な身体を維持する事位しか無いと思う。

俺なんかは、ビットコインより健康に注意なのだ。