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2017 MOTO-GP 第14戦 アラゴン [モータースポーツ]

ヴィニャーレスPP[モータースポーツ]

今年一番の凄いレースだった。

ポールポジションはヴィニャーレス、2位に復活の兆候が著しいロレンソ、3位は骨折で不参加も考えられていたロッシが続く、レプソルの2台はマルケスが5位、ペドロサは6位、チャンピオン争いでトップで並ぶドヴィツィオーゾは7位に沈んだ。

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決勝はドライコンディションで路面温度が上がる状況、リアタイヤの消耗が勝敗を分ける鍵となるが、ドゥカティの2台はソフトを選択し前半勝負、ホンダの2台はハードを選択。

スタートダッシュを決めたロレンソがホールショットを奪い、そのまま後続を引き離しにかかる。

2位以下はヤマハとホンダの混戦になる…2位集団が競り合っている間に差を広げたいロレンソだが、ヤマハ時代の様な一方的な差を作れない。

後方からアラゴンを知り尽くしている地元のマルケスがジリジリと追い上げてくるが、マシンはかなり暴れていて万全では無い感じ。

終盤、マルケスがロレンソに追いついた所から、ロレンソがドゥカティに移籍して初めてのバトルらしいバトルが始まる。

リアタイヤが厳しいロレンソは、コーナーの立ち上がりで極力マシンを倒さない様にリーンインの体勢でトラクションをかけるが、ハードタイヤを履くホンダは後半勝負が見事に的中。

いつもの様にマルケスがズバッとロレンソを抜くが、ロレンソも引き下がらないで抜き返す。

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スペイン人ライダー同士の争いという事もあるだろうが、今シーズンで最もスタンドが湧いた。

マルケス優勝!

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ポイントランキングでトップになった。

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2位にはロッシが仕掛けた危険な罠をかいくぐったペドロサ。

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ロレンソも3位に留まり、4位がヴィニャーレスと、1~4位までをスペイン人ライダーが独占した。

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さて、いよいよ日本GPなのだ。