2017 MOTO-GP 第３戦 アメリカ

マルケスPPオースティンではまだマルケスしか勝った人がいない。

今回もオースティンを得意とするマルケスが見事なポールトゥウインを飾った。





別にヴィニャーレスが嫌いでは無いが、このまま無敗の快進撃が続けば毎戦楽しみにしている俺たちのMOTO-GPが早くも終わってしまう。

だから、そろそろマルケスの復活を期待していたんだけど、やっとマルケスがあるべき位置に戻った。

しかしホンダとすれば不味い戦いで、ペドロサとマルケスがトップ争いをやり合っている間に、3位のロッシが楽に追いついてしまった。

注目のヴィニャーレスは2ラップ目に転倒リタイアのノーポイントでレースを終え、総合ポイントではロッシが首位になった。

ヴィニャーレスの転倒の原因を、解説の青山さんはまだタイヤが冷えていたと言っていたが、前回のアルゼンチンのマルケスの転倒と似ていて、無理をしていないのにあっけなく転倒した感じがした。

レース中継はCS放送では無く、日テレの方を観ていたんだけど、お笑いの福田さんがロッシが接触でコーナーをパスしてペナルティーを喰らったとき、すかさず「この人は常に誰かと揉めてますね」と嫌そうに言ったのが印象的だった。

順位が変わらないペナルティーなんてペナルティーにならないのは誰にでも判る事なんだけど、相手がロッシだとどうにでもなってしまうのがMOTO-GPで、あれがイアンノーネならピットスルーだと思う。


さて、MOTO-GPはいよいよヨーロッパに戻る…ここからが本当の戦いになる。

ここまでは、ヤマハが絶好調で、それをホンダが追う展開で、いずれマルケスとヴィニャーレスのガップリ四つも見られるだろう。

ヘレス、ル・マン、ムジェロの3戦で、各チームの今年のマシンの仕上がりがハッキリするだろう。

ヘレスが得意なロレンソと、ヘレスが苦手なドゥカティのどちらが勝つのかに注目なのだ。