インスト曲の世界 [日々のあれこれ]
新境地
まだパソコンなんて無い時は、マルチトラックのレコーディング環境が欲しくて堪らなかったが、DTMの時代になり実際それを手にしてしまうと急激にやる気がなくなってしまった。
DTMで音楽製作する最大の利点は「他人が介在しなくても全て自分1人で完結出来る」事なんだけど、唯一の例外がボーカルだった。
マルチプレイヤーで、歌にも自信のある人はDTMで作ったオリジナル曲やコピー曲を沢山アップしているが、俺は歌には興味が無いのと、オリジナル曲で歌パートとなると歌詞という新たな問題が勃発するので暗唱に乗り上げていた。
人間で無く初音ミクに歌わせるにしても、オリジナル曲の場合歌詞の問題は避けて通れない。
ただ、最近新しい分野に興味が湧いてきた。
それら全ての問題を解決するのが、ボーカルが存在しないインスト曲だ。
そうなると、ギターが主役になってくる…歌と同じくらい聴かせる技量が求められる。
他楽器も「歌のバック」という概念が無くなるので、それなりに主張して張り切らなくては面白くないだろう。
俺の頭の中で鳴るインスト曲はベースパートだって、頭の悪いブーンブーンのルート音だけでは話にならない。
ようやく、ベーシストとしての出番がやってきた。
ベースに関する機材は、今使っているアンプヘッドにバランス・アウトが付いているので録音で使えると思う。
DTM環境は…ここ最近のブランクの間に色々激変しているだろうから、アップデートも必要になるだろう。
作ったモノは、このページに貼り付ける位の手軽な規模から始めようと思う。
基本的なピースを作って、アレンジで肉付けしていくパターンを紹介したりすれば、楽しいページになるかもね。
作曲に関心のある人なら参考になるかもしれないし、これから始める人にはDTMでどういう事が可能になっているのかが判るかも…いずれにせよ、俺の経験や知識なんかを後生大事に隠し持っていても意味がないので、バンバン蔵出しして行こうと思う。
まずはインストものに耐えるだけの、楽器の技量だと思う。
テスト走行という事で、簡単な試作品から始めるのだ。
2017-02-18 23:26