SSブログ

風邪で寝込んだ [日記]

夢を見た[眠い(睡眠)]


医者の薬を飲んで、電気毛布の温度設定を全開にして寝た。

そして夢を見た…これが今年1発目の目覚めても覚えていた夢。

これを書いている今現在も風邪で頭がボーッとしているので、ノー編集で頭にあるのをそのまま出力します。



・・・俺はライブを終えて見知らぬ街の住宅街を駅に向かって歩いていた。

夢の設定では、俺は現在の俺で、担いでいる楽器はギターで、他に少々の荷物を持って歩いていると、後方から昔一緒にバンドをやっていたAちゃんともう1人見知らぬ女の子が歩いてきた。

Aちゃんから「家に行くの?」と聞かれた。

どうやら俺が新しいメンバーの家に向かっていると思ったらしいので、「いや」と否定して「皆は何処にいるの?」と聞くと、もう全員バラバラに帰宅したと言った。

俺も「帰ろうと思っている」と言うと、遠いのでタクシーに乗ろうという事になり、車が走る道路を目指して公園みたいな所を横切る。

後方でスマホを見ていたAちゃんから、同じくお客で見に来ていた昔のバンド仲間のBからメールが来ているとの事で、「ライブはメリハリが利いていなかった」と言ってますと言うので「そりゃそうだよ、ろくなリハもやってないんだから」と不機嫌に答えた。

道路に出てタクシーを拾った。

タクシーの座席が3列構造になっていて、我々は普通のタクシー同様最後列に座り、真ん中の列には研修の人が座って講習を受けていた。

運転手が意地悪な奴で、講習生に嫌みなどを言っていて凄く感じが悪い。

やがて目的地に到着したらしいが、全く見知らぬ風景なのは変わらない。

とりあえずタクシーを降りようとするとお金が足りない。

2800円なのに、財布には2千円しか無かった。

運転手はそれまで研修生をイビっていたまんまのトーンで俺にゴチャゴチャ言ってきた。

とりあえずタクシーを降りて、タクシー会社の休憩室か何かの部屋に入った…中は畳の和室で、俺の横にはAちゃんと見知らぬ女性も座っている。

俺は、何故か普段通勤に使っている鞄を持っており、その中に幾らかのお金が入っているはずだと確信している。

鞄の中はゴチャゴチャで混沌としているんだけど、その中から封筒などを取り出して中を見ると、見たこともないお札とか、「あった!」と思ってビニールの袋を開けると千円札ソックリのシールだったりで、どれも使えない。

Aちゃんや隣の女性もお金を持っていないという…クレジットカードも見あたらない。

鞄の底から銀行のキャッシュカードが出てきたのでコンビニのATMで現金を下ろそうと考え、1人部屋を出た…小さな家や商店が密集した所で、俺は一件の名も無きコンビニを見つけて中に入った。

コンビニでは、オリジナル商品だと思うが店内でコーヒーやアイスなどを販売していて、お客はテーブルと椅子に座ってノンビリくつろいでいた。

店内にATMは無さそうだ。

アイスを食べていた若い女性に「あの、この近くにATMのあるコンビニ知りませんか?」と聞くと、「コンビニですか?」「この前の道をずーっと歩いていくと、大きな通りにぶつかるので、それ沿いに歩くと1件あります。私はよくそこのコンビニに行きます」と教えてくれた。

とりあえず教わった方向に歩き出すと、あっと言う間に街を出て道路だけが延々と続く風景に変わった。

焦りながら早歩きで上り坂を歩く。

坂の頂上付近で後ろを振り返ると、遙か後方に高速道路の様なのが見えた。
 
01.12.01.jpg
 
 
 
 
「あれがさっき教わった大きな通りなのでは?」と思ったが引っ返すには遠すぎるし、結果的には今歩いている道と合流する様に見えたので、そのまま歩き続けた。

歩きながら色んな疑問がわき上がってきた「ここは何処だ?」「俺は一体誰とライブをやったんだ?Aちゃんは手ぶらなのでライブをやったわけでは無さそうだし…」などと考えながら延々と上り坂を歩いていると、後方から楽器を担いだ2人組が俺を追い抜いた。

俺は2人に「あの、この近くにATMのあるコンビニはありますか?」と聞くと「この先にコンビニはあるけど、ATMは無いですね」との返事が返ってきた。

「すると…この近くにATMは無いって事ですね?」と聞くと、「そうです」と即答、「田舎なのでスミマセン」みたいなことをいうので、「いえいえ教えてくれて有り難う、早めに知って良かった、でないとそこまで歩いただろうから」とお礼を言って彼らと別れた。

この時から俺は変な根拠のない自信が湧き、何とかなるのでタクシーの所まで戻ろうと思い、引き返すのでは無く、大きな通りと合流する地点まで進むことにした。

やがて歩いている道が予想通り「大きな通り」に突き当たった。

「大きな通り」は地面より低い所を走っており、関越自動車の練馬料金所付近に似ていて、上り下り6車線を車がひっきりなしに高速で走っている。
 
01.12.02.jpg
 
 
 
 

大きな通りを歩行者が横断する巨大な横断歩道が見えた。

しかし、全ての階段が途中から折れて上を向いている。

俺はそれを見て「あの階段の近くを巨大な車が通過する時、階段が邪魔になるので、川で大きな船が通過するときに橋桁が上がる可動橋方式アーチ橋の様になっているんだな」と思った。

では何処で「大きな通り」を横断するのか?と見ていると、住人達が道路の上に渡された幅30センチ位の鉄製の板の上を歩いて向側に渡っていた。

買い物の格好をした地元のオバサンが簡単にヒョイヒョイと歩いて渡るのを見て、俺も渡ろうとしたが手すりも何も無いので怖くなった。

よく見ると「大きな通り」が地下を走る前の、地上の高さから下り始める箇所が見えたので、そちらに行ってみることにした。

近くまで行くと、そこから先の「大きな通り」は高架になっていることが判り、高架部分まで行くと「大きな通り」の下を反対側まで通過できそうなので、高架下にあった路地を歩いて行くと、路地は民家で突き当たりになっていた。

その民家に入ると、居間らしき部屋で老夫婦がくつろいでた。

俺は「お邪魔します」と、「大きな通り」の反対側に出る方向にある窓を開けた。

老夫婦は、こういう事が時々ある様子で、黙って部屋から出て行く俺を見ていた。

高架下の老夫婦の家を抜けて、俺は遂に「大きな通り」の向こう側に出た。

しかし、その先は完全に判らない…どちらに進めば良いのかも判らないし携帯電話も持っていない。

楽器を置いてきているので戻らなきゃならないが、そもそも自分が何処にいるのかも判らない。


どうするんだ?と思った所で目が覚めた…凄くグッタリ疲れていた。

寝なきゃ良かったのだ。