初弾き [ギターの話題]
ワンランク上を目指す
これまで年末年始に楽器を弾くのは…ライブ以外では無かったと思う。
大抵の初弾きは、バンドの初リハの日だった。
しかし去年は大晦日にベースを弾いて、今年も2日の夜にベースを弾いた…ギターも元旦の夕方に職場でアコギを弾いた。
つまり、俺はかなりベースという楽器が好きなんだと思う…ギターも見るのも嫌だったのが戻ってきている。
今の俺のベースのテーマは「レガート」。
「なめらかな演奏」って、ベースの上手さをアピールするには不可欠な奏法だと思う…上手い奴とド下手は大体この辺りで別れると思う。
ブーンブーンとしか弾けないのと、同じ音符を流れるように弾くのとでは天と地ほどの差がある。
ただ俺の場合、それ以前のテーマとして「ピック弾きでブリブリ弾きまくる」という信念がある。
根本的には「聞こえてナンボ」というフォルテシモタッチなヤカマシイベースを追求している。
ただ、ガムシャラにフルピッキングでベース弦をガシガシやっていて、もう少し何とかならないのか?と思い始めた。
つまり、ワンランク上の技術への挑戦なんだと思う。
色々自分なりに研究してみて音の長さを「切る」と「伸ばす」を明確にハッキリさせる事がポイントかなと思い始めた。
エモーショナルに聞こえさせるために、しかもタッチはフォルテシモのままでって事になると、「押す」ばかりの所から少し引くというか、音をカットするとそれまでが押しまくっているので変化が付く。
押したり引いたりでリズムが辛いときはゴーストを入れて、ピッキング上は連符のままにしている。
それとスライド奏法が必要不可欠になる…これのニュアンスが難しい。
最近のJ-POPは、表向きはバンドスタイルでも契約は曲を書く人と歌い手さんだけで、後の残りはバックメンバーというスタイルが多く、録音になると音源のジャケットに写っている人ではなく凄腕のスタジオミュージシャンさんが弾く事が多いので、演奏のレベルが異常に高くなっていて、ロック系の曲でも色んなジャンルのスタイルが入り交じっている。
だから難易度が高くて攻略する楽しみが増すが、細かいニュアンスを覚えるだけでも結構大変。
色気のあるベースが弾きたいのだ。
2017-01-06 23:00