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栄枯盛衰 [日々のあれこれ]

不安定な世の中[あせあせ(飛び散る汗)]



成金は中世に長く栄えた特権階級の貴族とは違って短命に終わるのが殆どで長続きしない…どういうわけか、創立者の子供か孫の代で壊滅してしまう。

日本も古くは、戦国時代という戦いから織田信長を経て豊臣秀吉が日本を統一したが、2代目の代で終わった。

俺の母が奈良の某建設会社の事務でパートをしていた事があったが、その会社は当時は県下で業界トップの会社だったが、設立者の会長が亡くなり、長男が社長になって数年であっと言う間に倒産した…10年持たなかったと思う。


そんな話しもあれば…以前勤めていた職場が入っていた巨大ビルのオーナーは、誰もが知っている有名な某スーパーゼネコンだったけど、ある階の物々しい警備体制の先にある会長室には代々の会長の顔写真の入った額が並んでいて、遡っていくと江戸時代の大名だった。

つまり、その一族は何百年も栄え続けている貴族と言うことになる。

そのゼネコンの一族のある人物が、中小企業でも小さい部類に入る印刷会社を作ったものの経営に失敗して倒産しそうになった時があった。

すると、一族の本家の方から優秀な人材がやってきて経営を立て直し、創立者の息子さんと交代した。

その息子さんの奥様は新宿~渋谷にかけての大地主の娘さんで、表面的には小さな印刷屋だけど資産は天文学的な事になる…つまりお金持ちも貴族程のレベルになると一族同士が助け合うので滅びることは無い。

逆に成金は不安定…例えば韓国に財閥というのがあるが、サムスングループが1938年、現代自動車が1967年、娘が自社の旅客機を搭乗ゲートに引き返させる程の力を持つ大韓航空も1962年の設立で、どれも歴史が浅い。

本物の貴族になるには、まだまだ幾つものハードルを越えないと難しい…思い上がった娘がナッツ・リターンやっている様ではただの成金で滅ぶのは時間の問題だろう。

その危険な兆候が平昌冬季五輪のスポンサー問題で、韓国の財閥達も今は何処も経営不振でオリンピックどころでは無い感じに見える。
 
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お隣韓国のドタバタにネトウヨ共は大はしゃぎだけど、オリンピックなんてどの国も開催ギリギリに間に合わせる突貫工事なので、心配しなくても平昌オリンピックは問題なく開催されるだろう…そんな他国の事より、我々は東京オリンピック予算に群がる寄生虫をどうにかするべきで、それを何とか誤魔化そうとするマスゴミやネトウヨ共の情報誘導に乗せられてはならない!

ドナルド・トランプ次期米大統領は、頭は相当切れそうだが…これまでの歴代大統領達の様なユダヤ貴族では無いので、助けてくれる同族が居ないのが弱点かも。

ただトランプさんが大統領になったという事は、アメリカに巣くう貴族もまた弱っているという事になる。

益々不安定な世の中になりそうなのだ。