ビデオデッキ追加 [アナログメディアのデジタル化計画]
倍速ダビング
最近シャカリキになって猛進しているVHSビデオテープのデジタル化。
「何を大げさな、たかがビデオテープのダビングでしょ?」ってな感じだと思うが、俺の場合は少し違うことを紹介する。
テープの本数が1000本を越える規模になると、それらをパソコンに入力すればどれ位のファイルの大きさになるかも、大体は把握しているつもりで、とりあえずHDに動画ファイルで保存しているので、手元には録画したファイルをジャンル別に保存する2テラバイトのHDを並べている。
ほんの一部です
この作業は1年おき位のペースで行なっており、デジタル化の対象はVHSテープだけでなく、8ミリビデオやテレビ番組の録画などで、自作機を1台録画専用機として使っていたが、VHSビデオデッキが製造中止になるまでは危機感が無く、飽きると作業を放り投げていた。
しかし、デッキの生産中止でマッタナシになったので激重の腰を上げたんだけど、テープの取り込み作業が「等倍速」なので…2時間のビデオなら2時間かかるので、膨大な時間が掛かる。
途方に暮れていると、ビデオテープがギチギチに詰め込まれている段ボール箱の後ろからビデオデッキが出てきた。
ビデオテープがギッチリ詰った段ボールの数々
そんなデッキを持っている事すら忘れていたが、動けばデッキ2台で作業が出来る、つまり「倍速」になるのでメインPCにもキャプチャーカードを取り付けているので、動かしてみることにした。
何年も放置していたので動くのか?恐る恐る電源を入れると…動いた!凄いねビクターの製品は!
早速クリーニングテープでヘッドを綺麗にしてテープを放り込み、メインPCで録画開始。
メインPCは自作機でそれなりにパワフル仕様なのでバックグラウンドで録画しながら他のアプリをサクサク動かせる。
幾ら頑張ってもテープが減らない不毛感があったが、少し希望が見えてきた気がするのだ。
2016-11-04 23:30