五木寛之の百寺巡礼 [日々のあれこれ]
嬉しい復活
寺社仏閣ファンには大人気だった作家・五木寛之が全国各地の寺院を巡る「五木寛之の百寺巡礼」が10年ぶりに復活した。
これは嬉しい!
初回放送は「秋の2時間スペシャル」だった!
なんと紅葉の京都周辺の特集で、滋賀県の石山寺、京都大原の三千院、京都五山の東福寺、滋賀県の延暦寺だった。
初回から良すぎた。
俺が今最も行きたい寺は三千院。
三千院の阿弥陀三尊坐像の左右でやや前屈みの観音菩薩坐像と勢至菩薩坐像は2014年に東京上野の東京国立博物館で行なわれた「日本国宝展」で見たけど、俺は苔の中でほんわかしている「わらべ地蔵」達に会いに行きたい!
しかし番組では、五木さんが「参拝客でごった返すのは東大寺だけど、三千院はそれに匹敵する凄さです」と、画面にも多量の観光客でごった返すのが映っていてウンザリしてしまった。
ま、皆思うことは同じなんだと思うが、 せっかくの清楚な空間が台無し…そのうち中国人が買い取るかも。
既に中国人観光客に大人気の北海道の名所の大半は中国人が爆買いしていて、中国メディアは「10年後には中国の一つの省になっている」と伝えているので、凄く心配。
寺社仏閣紹介番組は、不倫しか頭にない卑しい歌舞伎役者ごときが、厚かましく京都を我が町みたいにふんぞり返って紹介するのとか、落ち目な俳優が観光地ではしゃぐのとか色々あるけど、俺はそういうのは一切見ない。
そういうクズ番組と違って、直木賞作家のインテリは見識が違う。
同じ様な優良番組で、ナレーションを近藤サトさんがやっていた「古寺名刹こころの百景」は、寺社仏閣と仏像紹介に特化した番組だったけど、「五木寛之の百寺巡礼」の主役はあくまでも五木さん。
年齢が信じられないほど矍鑠としていらっしゃって、次回以降の番組も期待が持てたのだ。
2016-10-14 23:08