阪神 - DeNA 16.06/28～30

1勝1敗

1戦目はメッセンジャーの好投で逃げ切った。

 

5回までパーフェクトという、気迫溢れる投球が光った。 

 

 

 

しかしDeNA打線が6回に3点を取って1点差に追い上げてきた時は、負け試合の様な雰囲気だった。

7回に1点追加点を取ったのと、藤川の投球に力が戻ってきたのが救い。

 

 

 

2戦目は、元阪神の久保康友に５回まで「パーフェクト」に封じられ、軽々と3安打完封に折りたたまれた。

 

 

 

金本チルドレンの代表格である原口、中谷、江越などは赤子の手をひねるように簡単に料理された…役者が違った！

しかしツラスカル（新井さん）といい、久保といい、阪神を出て行った選手達は活躍するね。

久保の見事な投球の前に、阪神打線は完全な力負けで、特に2軍から再度上がってきた江越のコントの様な三振の酷さに呆れた…解説の福本氏も「全部ボール球やん！」と怒り口調で吐き捨てていた…これを金取って見せたらあかん！

試合はスイスイ進んで、夜の8時半前に試合終了という…阪神打線は久保の前に粘る事すら出来なかった。

奈良県出身の久保が格好良くて、途中から久保を応援していた。

 

 

 

これで今月の試合は終了したが…借金７で５位転落。

6月中に４０敗に到達したのは１５年ぶりらしい…つまり、ここ１５年で最も弱い事になる…真弓阪神や和田阪神なんかよりも情けなく超変革した事になり、7月3日にも自力Ｖが消滅する。

聖地甲子園のファンも判っていて、平日とはいえ３万2602人と、これまでに無い少なさ。

 

 

 

 

そりゃ、2軍レベルの新人の練習試合を観に行くほど暇じゃないよね…秋の消化試合でも、ここまで若手の割合が多くないと思う。

でも、これが未来の事を見据えての成績なら問題はない。

金本監督に、現状が想定内なのであれば、残り全試合も全力で貫き通してもらいたい！

しかし、俺なんかの目には行き当たりばったりで打線や守備位置を適当に組み替えている様にしか見えない…本当にこんな事で若手が育つのか？も、他にこういう事をやった前例を知らないので、素人の俺には解らない、ひょっとすると育つのかもしれないが、もしそうだとすれば、他のチームもやっているはず。

もし明確な指針が無く「超変革」という看板に押しつぶされているだけなら今すぐ路線変更して、闇雲に振り回すバットに当るか三振かみたいな博打野球では無く、データに基づいた足を地に付けたキッチリした野球を目指すべき。

俺なんかの目には、新人で使い続ける事が出来そうなのは高山と、後は精々北條位かな…残りはまだまだ2軍で経験を積むべきお粗末なレベルだと思う。

こういうバッターボックスで目が泳いでいるような半2軍選手を取っ替え引っ替えでは、伝統の聖地甲子園が安っぽくなる。

DeNA相手に、こんな無様な有様では最下位も近いのだ。