阪神 - 中日 16.05/17～19

2勝1敗

厳しい試合の連続だった。

福留は相変わらず足をかばって上体だけで打っているし、鳥谷の守備も相変わらず草野球。

特に鳥谷は何処かに深刻なダメージを負っていると思う…名手のプレーが余りにも不自然。

そこにマテオとドリスが故障で使えなくなった。

マテオの替わりに出てきたのが、往年のストッパー藤川球児。

今年は先発で投げてダメだったが、1回限定なら連投が未知数だけど先発で投げるよりは希望がありそう。

俺は、先発の藤川の投げるリズムがストッパーなのが気に入らなかったが、抑え投手として投げるのであれば、あのユックリなリズムは逆にアリだと思う。

1戦目

メッセンジャーを中4日で投げさせるために、投球数から7回で降ろしたが、後続のドリスが打たれた。

 

 

 

これでドリスは2軍落ち、替わりにヘイグが上がってきた。

 

 

2戦目

 

 

 

先発横山が試合を作り、石崎・榎田・安藤とバトンタッチして、いよいよ最終回にリンドバーグの歌と捕手の岡崎と共に藤川がマウンドに上がった。

球児の球は殆どがストレートで、先発ならそれでは通用しないが、1回だけなら押し切れる力強さを感じた。

明らかに復調傾向にある事は確かだと思う…よく比較されるソフバンの松坂とは違う。

 

3戦目

先発藤浪のコントロールが定まらず、ノラリクラリで6回2失点で降板。

石崎の次に元育成枠の田面が1軍初登板で出てきた…同点で1点もやれない緊迫の場面だったが、落ち着いた堂々のピッチングで中日打線を押さえつけ、プロ初登板で初ホールドを記録したた。

１軍での元育成枠バッテリー結成は球団史上初、原口と同じ育成バッテリーの活躍は2軍の選手達の明るい希望だと思う。

そして原口が見事なサヨナラ打を決めた！

 

 

埼玉寄居の星！

 

 

中日の又吉がフラフラだったので、四球狙いで行けば押し出し濃厚だったが、3-1からセンター前にはじき返した！

これは、原口が乗ってくると…捕手は野球の要なので、今の阪神に勢いを付ける起爆剤になるかも。

 

帝京魂炸裂！

 

原口や田面の活躍は、真弓・和田時代ではあり得なかっただろう…俺たちファンはこの現象をどうみるかだと思う。

 

まだ和田政権が続いていたらと思うと、ゾッとする

 

 

「最初からペナント捨てて育成とか、誰が高い金払って見に行くんだよどアホが！そんなもん鳴尾浜行けばずっと安く見れるわ！」というファンの声がある事は事実。

ただ、俺は「1軍の試合経験の有る無し」は大きいと思う。

経験や知識が無いから2軍という選手もいると思う…そういう選手を1軍で使えば、初対決だから相手もとまどい最初の一回りは通用するが、相手もプロだから2度目は攻略してくる。

そこまでの経験をさせて2軍でアップデートし、再び1軍で起用～を繰り返せば、最短距離で若手を育てられるのでは無いか？

もし金本監督がコレを実行しているのだとすれば、真っ先にアップデートを終えたのがヘイグという事になり、江越などが続いてくるんだろう。

 

 

 

 

 

ヘイグがどう変ったか？が2軍掛布監督の力の見せ所だと思う。 

引き続き聖地甲子園での広島戦で経験の少ない若手に勢いを付けたいのだ。