中日 - 阪神 16.05/03~05 [阪神タイガース]
2勝1敗
虎ファンに鬼門と呼ばれている苦手なナゴヤドームで、好調の中日戦との3連戦。
去年までは、GWといえばボロボロの成績だったけど、今年はどうなるのか?興味津々だった。
1戦目、先発藤浪が7回4失点、打線も振るわず全体的に力負け。
2戦目、先発は2015年ドラフト1位の横山雄哉。
横山は7回まで95球、許したヒットはたったの3本という完璧なピッチングで初勝利!
岩貞に続いて左投手がまた増えた。
9-0という大差の試合だったが、9回には同じドラフトで同じチームの新日鉄住金鹿島から2位指名された石崎がマウンドへ。
かつての同じチームの先輩からウイニングボールを渡されたのもホノボノして良かった!
こどもの日の3戦目は、先発メッセンジャーと中日小熊の投げ合いになった。
球場にも沢山の未来のプロ野球選手達がやってきた!
ナゴドに集まった子供達に、プロ野球選手達は夢を与えているが、地震で活動休止していたくまもんも今日から復活することになった。
くまもんといえば、知的財産を理解できない中国人が地震のドサクサでシレっとパクっているけど、本物のくまもんは避難所の子供達にたくさんの元気と笑顔を届けて欲しい。
何で敵国のキャラクターにパクる程の興味を抱くのか?
息詰まる投手戦は大和のホームランが決勝弾となった。
試合後のインタビューで「僕のような小さな選手でもホームラン打てたんで、大きい夢を持って頑張って欲しい」と子供達にコメントした。
ナゴヤドームに駆けつけた阪神ファンの子供達は大満足だったと思う。
今回の中日戦は、今年から出没している金本チルドレンが、色んな意味で試される場だったと思う。
江越と横田はメッキが剥がれた感がある、2軍で掛布監督に鍛え直して貰う方が良いと思う。
特に今の横田は大きな身体を生かせてないというか目指す方向性が間違っていると思うので、それが固まってしまう前に長打を打てる方向に手を入れた方が良いと思う。
高山も相手投手が厳しい所を攻める様になって苦しんでいるが、少しずつ慣れてきている感があり、新人なら誰もが経験するプロの壁を早くも突破する気配がある。
そんな、去年までの和田阪神では見かけない顔ぶれの金本チルドレン中心の1軍ベンチに、原口が彗星のごとく出てきた!
パンチ力、リード、落ち着き、気配り、いい体、ドラマ性と、今のところ申し分ない。
ただこれまでは…
2010年 480万円
2011年 480万円 背番号 52
2012年 500万円 背番号 52
2013年 400万円 背番号 124
2014年 400万円 背番号 124
2015年 400万円 背番号 124
2016年 480万円 背番号 124
と、監督が和田ならクビだった可能性があった。
原口を見ていると、投手に対して判りやすい構えで捕球する。
気配りや目配りが「こういうのが梅野に足りなかった!」と思うほどで、ワンバウンドを身体で受けるのは鶴岡より安心感がある。
3戦目の8回の攻撃について、球界屈指の名捕手だった谷繁監督は「大島のスタートは悪くなかったんだけどね。相手に一歩上をいかれた。相手の原口くんかな?良いキャッチャーだね」 と褒めている。
なにもかも良すぎでこわいくらいだけど、ヘルニアと、牽制球で帰塁する時に肩を痛めたので、その辺りが狩野と似ているので無理はさせないで欲しい。
ナゴドでの中日戦は、終わってみれば勝ち越しだった。
勝ち越せたという事は、今の若手を育てる方向は間違ってないという事だと思う。
このままの勢いで聖地甲子園に戻ってヤクルト戦なのだ。
2016-05-05 23:00