2016 MOTO-GP 第2戦 カタール

マルケス優勝

開幕から混迷していたホンダだったが、マルケスの独り舞台だった。

決勝は周回数が午前中に降った雨でところどころに水たまりが残る中、20周に短縮され、第9?11ラップにマシンとFPで使用したタイヤに交換する事が義務付けられた。

マルケスの後はドヴィツィオーゾとイアンノーネのはずだったが、最終ラップの最後にドヴィツィオーゾを強引に抜こうとしたイアンノーネが転倒して激突した為、2位はロッシ、3位にペドロサがタナボタ表彰台となった。

正直なところ、今年のドゥカティにストーナーが乗っていれば、開幕からブッチギリで2連勝していると思う。

ホールショットはグリッド3番手から絶好のスタートのロレンソだったが、その後7位まで後退し、水たまりで滑って転倒リタイア。

ロッシはトップのマルケスに食付いていつものバトル走行だったが、自分が先頭に立つと遅くなるので、即簡単にマルケスに抜き返されてしまう。

マルケスがマシン交換でピットレーンに飛び込むと、ロッシもそれに続いたが、乗り換えたマシンでコースに出た所でラバトに一瞬譲ったことでマルケスから離れてしまう。

単独2位の走行になったロッシは、後続のドゥカティの2台に追いつかれてしまい、再びそこでバトル走行を行い抜かれてしまう。

マルケスと2位のロッシの差は、思ったより大きいと感じ、ロッシの表情も冴えない雰囲気だった。

 

マルケスは難しいコースコンディションでも転倒しなかったが、ポディウムで転倒していた。

 

 

 

ドゥカティの2台の度を超した熾烈な争いは、移籍が噂されているロレンソの残り1つのシート争いらしい。

俺はロレンソが移籍してしまうのは残念だけど、どうせそうなるのであればロレンソとストーナーで良いと思う。

いずれにせよ、今レースはロレンソの日では無かったのだ。