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創作と薬物 [日々のあれこれ]

命と引き替えにするモノ[どんっ(衝撃)]


清原容疑者の事件で連日覚醒剤のハナシでもちきりだけど、一言で覚醒剤と言っても色々あるのでもっとマスコミはもっと具体的に報道すべきだと思う。

ネットでは覚醒剤は芸能界に蔓延していて、特に作曲などには必衰アイテムで「やっていない奴はいない!全員やっています!」と根拠も無いのに断言する人まで現れている。

確かにロックミュージックなどの商業音楽の歴史はクスリと切っても切れないし、アメリカなどでトップの座に君臨したバンドの大半は麻薬と関係があったし、多くのミュージシャンが亡くなっている。
 
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俺なんかも、若い頃から周囲のバンドなどでクスリをやっている奴を何人か知っているが、今は全員亡くなっている。

俺は若い頃は重度のアルコール依存症で、超ヘビースモーカーだったけど、クスリはやらなかった…30代の眼底検査で俺の脳の血管は既にボロボロだったし、呼吸するように常時タバコを吸っていたがクスリとは無縁だった。

覚醒剤は、田代まさし氏も言っているけど、最初は軽い気持ちでやってしまう…だからロックバンドをやる様な元気の良い奴は、いきがって軽い気持ちで始めるんだと思う。

しかし、誰もが言うように依存症になって、最後はバンドどころでは無くなって廃人になって死んでしまう。

ロックの名盤と呼ばれる作品を作った素晴らしい才能を持ったミュージシャンでも、クスリで自滅する人も多い…ま、こういうのをどう思うかには賛否両論だろうけどね。



ピストルズのシド・ヴィシャスじゃ無いけど、ステージでジャンキーが酩酊しているのを見てダークな部分に憧れるファンも多い…そういう狂気な部分がカッコ良く見える事は否定しない。
 
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また、ミュージシャンの中には無謀な乱用で死に急ぐジャンキーばかりで無く、クスリの力を使って凄い曲を作る人もいて…恐らく彼らは超人的な集中力を得る為に使用するんだと思う。

俺は酒もタバコもクスリもやらないでシラフで作曲するけど、作る曲調にもよるし、他人と比べようがないけど、ある程度の体力は使うと思う。

でも、作曲が薬物の助けを借りないと出来ないほど大変な事なら、俺の性格ならそんなにキツい事は最初からやらないと思う。


清原容疑者の場合50億円も持っていて現役選手を引退し、特に目標らしいモノも無く、またアクセク働く必要も無く…残った楽しみは覚醒剤をやる位しか無かったって事なんじゃ無いかな。

清原容疑者をみていると「成功が必ずしも幸せを呼ぶというわけではない」って事の見本だ。

いずれにせよこの手のハナシは、年間に何億円も稼ぐ有名芸能人とか人気スポーツ選手という優雅な現代の貴族様達のオハナシであって、我々貧乏人のハナシでは無いのだ。