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第1段階 [ベースの話題]

基本の軸を構築[るんるん]
 
 
久しぶりになるが、長らく中断していた「初心者ベース研究会」を再開してみる。  

ベース初心者の俺の現在の課題は「経験値を増やすこと」。

自宅で音を作っていて、ナントナクだけど「判った様な気分」になるときがある。

ただ、現状では「判った様な気がする」程度のレベルで、来月は全く別の発見があって、今とは真逆の事を言い出しかねない…つまり素人とはそういうモノ。

エレキベースも楽器だから一番肝心なのは「自分の指」なのは言うまでもないが、当研究会ではそれ以外のハードウエアの事を扱う。
 
 
ということで「現状」はこんな感じでやっとりますみたいなメモみたいな感じで、とりあえず「初心者ベース研究会」を進めたいと思う。
 

で、俺のベーシストとしての弱点は、データの無さから「自宅でこの程度の音」が「スタジオのアンプ」でどう鳴るのか?が判らない。

だから、実際バンドで演奏して云々という問題は、毎回リハーサル風景を録音して、自宅で聞いての調整になる。

ただ、それ以前に自宅限定で確認出来ることも多いので、試して「良い感じ」になった事などを紹介してみたい。


俺がベースに求める最大の事はギター同様「音のレスポンス」。

自宅で鳴らすレベルで考えると、主にベースギターとピックアップの性能や特性がモノを言うと思う。


もちろんエフェクターの細かい設定も関係してくると思うが、そういうのも入力信号の影響を大きく受けるので、基本はベース本体だと考える。

アンプやエフェクターの設定を変えずに、パッシブとアクティブのベースを持ち替えると、レスポンスの差の違いが良く判る。

弾くジャンルにもよるが、俺の好みの音数の多い「ブリブリ・ベース」だとアクティブが有利に感じる…パッシブは小さな信号からピッキングを強くすると音も大きくなるいうニュアンスだけど、アクティヴは最初から大きいという感覚で、更に大きくピッキングするとコンプ感に変る。

ところが、俺のメインベースはYAMAHAのMB-3なのでピックアップがパッシブで、どちらかといえば非力で音もミドル域に特徴があり、EMGの様なドンからシャリまで綺麗に出るワイドな音では無い。

ただ出音以前に「演奏」があるわけで、弾きやすさを考えるとMB-3が手に馴染んでいる。

俺はアクティブの利点よりも、楽器の弾きやすさを重視しているので、最初はMB-3を改造してEMGピックアップに交換しようとしたんだけど、ネットで興味深い記事を見て思いとどまった。

要約するとベースから最短のケーブルでバッファーアンプに繋げば、アクティブのベースと殆ど同じという「目からロコ」な記事だった。

記事ではベースからバッファーまでのケーブルの長さは1.5メートルまでが理想と書かれていた。

バッファー…コレに凝り出すとキリが無いだろうけど、奥が深そうで楽しそうだね。


ということで、「外付け」で使いたいバッファーアンプはブースター系も含めれば各メーカーから膨大な数が発売されているが、俺はとりあえず持っているProvidenceのVITALIZERを使っている…VITALIZERはアクティヴ臭が少ないのでMB-3君はクセの無い、元音を生かしたアクティブ・ベースって感じになっている。
 
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これでナントナクだけど、アクティヴのベースを弾いた時の音圧みたいなのが出て、ブリブリ鳴らしたくなる度数が上がる…なので、最近はMB-3君とVITALIZERはワンセットで1本のベースだと思っている。

今は、この状態をデフォルトとして、エフェクターなどの設定を行っているが、まだまだ経験値が浅いので試行錯誤の繰り返し。
 
 
ただ、何事にもブレ無い「軸」というのが無いと厳しい。

昔、大海を航行するのも北極星があったから自分の船の位置が判った様に、とりあえず「MB-3 + VITALIZER」という軸を構築出来た事に意味はあったと思う。

経験が浅いので今の段階での「暫定的な軸」だと思うが、これで音作りを行ってみるのだ。