神田川の船

船を見るのが好き

今の職場の建物の裏に神田川が流れている。

 

 

ちょっと不気味な神田川

 

以前の職場の飯田橋の裏にも神田川が流れていて、そこからカラクリ（東京ドーム）がある水道橋～お茶の水を経て秋葉原なんだけど、秋葉原まで来るとすぐ隅田川に合流する。

隅田川も、あと少しで月島なので海が近いから潮の満ち引きがあって、秋葉原の神田川もある。

観察していると、色んな船が行き来している。

神田川は大雨が降ると川底のヘドロが舞い上がるから悪臭を放つ時があるが、高度経済成長の頃の様に油は浮いてないしメタンガスもわき出ていない…そういうのを見ると汚水を出す工場は全部中国に行ったのがよくわかる。

ゴミを運ぶ船には動力が付いていなくて、最後尾に舵を切る人が乗っているだけで、船は小さなタグボートが引っ張っている。

 

 

タグボートは途中で別のタグボートにバトンタッチする。

下流に向かうタグボートは、バトンタッチする下流から上流に向かってやってきたタグボートが連れてきた空のゴミ運搬船をUターンして上流に戻っていく。

時々水上バイクも見かけるが、禁止区域では無いが、狭いコンクリートの中は走って楽しい場所では無いと思う。

 

 

コンクリートの川岸には、時々沢ガニを見かける。

ねこもウロウロしている。

 

 

 

真夏なら川どころじゃ無く、1秒もじっとしていられないでエアコンの効いた場所に逃げ込むけど、今日は秋の気持ちよい風が吹いていたのだ。