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阪神vsDeNA 2023/08/29・30 [阪神タイガース]

2敗





前回の巨人戦の時に「後半戦の最初の重要ポイント」と書いたが、恐れていた流れになってきた。

こういう大事なカードで連敗している様では、広島に追い抜かれる。

そして広島は岡本を欠いた巨人に連勝で首位阪神との差を5ゲームとして、次のカードは立浪監督の指令でお米を食べさせてもらえずにフラフラになっている中日だから全部勝つと思う。

一方の阪神は青柳、岩崎、梅野がダメになっている・・・ってか、そもそも阪神が8月末の5ゲーム差程度を守り切れたことあるのか?とふり返ると「無かった」というか、阪神は守りきって優勝したことが殆ど無い球団。

思うに差が5ゲームになってくると、追われる側より追う側の方がプレッシャーがない分有利だと思う。

広島はマジックを消し、見えなかった阪神の後ろ姿が見えた事で勢いが増している。

そんな広島との直接対決が7試合残っている。

そのうち「超完全アウェイ状態」になるマツダスタジアムで4試合残っている。

大体想像は付くが、マツダは球場全部が真っ赤で恐ろしい状況になり、大人しい阪神の選手達は萎縮して固まってしまう。

何度も書くが、広島は去年まで阪神でバッテリーコーチをしていた藤井がヘッドコーチをやっているので、阪神の選手の弱点や癖などは全て広島ベンチに筒抜けになっている。

そして、これまでの阪神の足を引っ張る「フライング優勝騒ぎ」という「呪い」がそこここで起きている。

阪神はこれまで良いところまでいくと、早々と優勝や!とはしゃいでズッコケる事を繰り返してきた。

2008年など「Vやねん!タイガース」などをはじめとする「前倒し優勝祝い」の後で、最大13ゲーム差をつけていた巨人にメークレジェンドという逆転優勝を許してしまい日本中の笑いものになった。

悪夢の矢野監督時代なんて、矢野が先頭切ってはしゃぎまくって「優勝旅行のハワイのお土産」まで決めて優勝を逃し、我々ファンは煮え湯を飲まされた。

それを知っているドンデンは、不吉なジンクスを防ぐため優勝するまで「優勝」という言葉を封印して「アレ」と呼び、前倒しのぬか喜びを阻止していた。

しかし、マジック点灯で我慢できなくなった甲子園歴史館が掟を破って「2023年シーズン振り返り A.R.E.特集」を開催してしまった。

そして地元・尼崎中央三丁目商店街も「優勝セール」の準備に着手した・・・恐れていたフラグが立ってしまった。

問題は打線・・・明らかに調子の悪い今永とバウアーを打ち崩せなかった。

そして待ったナシの勝負の9月に突入する!!

どんでんは打線の組み替えを行っていて、どうもノイジーを外してレフトはミエセスになりそうだが期待は出来なさそう・・・2軍から高山とかをあげる方が夢がありそう。

ライト小野寺、レフト高山とか・・・ただ高山を試すならもっと早く1軍に上げたかった。

あと中野、サトテルも状態が落ちてきているのも気になる。

なんか、2週間後は広島とゲーム差なしになっていそうなのだ。