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オリックスvs阪神 2022/06/10~12 [阪神タイガース]

3タテ



何に驚いたって京セラのオリックスファンの多さに驚いた。

そもそも交流戦って不人気のパ・リーグ救済が目的だったんだから、そろそろ役目は終わったと思う。

最初の数戦は物珍しいが、やはりツマラナイので辞めて欲しい・・・どうしてもやるというなら両チームの本拠地球場で1試合ずつかな。

あと、どうしても交流戦をやるならオールスターは要らないと思う。

さて、阪神の交流戦最後の相手は関西ダービーのオリックスだった。

オリックスって元阪急と近鉄が合体したチームで、昔は大阪・兵庫に阪神、阪急、近鉄、南海という4つのチームがあったが、大阪の野球ファンの大半は阪神と巨人だった。

不思議に思うかも知れないが、大阪に巨人ファンは多いが、それ以外の在阪球団のファンは少なかった・・・ちなみに俺の母方の祖母は南海ファンだった。

以前のオリックスはイチローがいるときは強かったけど、それ以降は低迷しているイメージだったが、最近のオリックスは強い。

エース青柳で初戦を取った2戦目、オリックスは球界を代表するエースの山本が登場して、これは流石に消化試合だと思ったが、解説が掛布さんだったのでテレビの前に張り付いた。

正直、オリックスが2点リードになった時点で諦めたが、8回、全く打つ気配の無かった佐藤が同点タイムリー3ベース、更にパスボールで佐藤が生還して同点に追いついた。

そこからが長かった・・・回跨ぎの岩貞がランナーを出してバントされた時は万事休すと思ったが、ファールフライになったのを梅野がダイビングキャッチで防いだ。

延長11回に佐藤がヒットで出塁した代走の熊谷が二盗時に送球がヘルメットに当たってセンター方向に飛んだのを見て再スタート、3塁コーチャーの藤本コーチが回すのを見て本塁に突っ込んで逆転した。

ただ掛布さんは「1点ではまだ判らない」と言い出して、俺もスアレスなら自動的に試合終了だけど、岩崎劇場だとシンドイかもと思った。

案の定、1アウトからまだ完全体で無い吉田正にレフト前に運ばれ、続く佐藤にも打たれて1,3塁の大ピンチ。

打順は1番に回ってしまうが、サードフライで2アウト・・・佐藤の代走の熊谷がサードに入っている。

続く2番もサードゴロだったが、深い守備位置からの熊谷のジャンプしてからの送球で試合終了となった・・・あれが送球「山ボール」の糸原だったら完全にセーフで同点に追いつかれていたが、何故矢野が熊谷や山本、植田などを差し置いて何をやらせても草野球レベルの糸原なんかを重用するのかが判らない、矢野阪神の七不思議だ。

先発伊藤、延長でオリックスに行きかけていたサヨナラの流れを止めた梅野のファインプレー、熊谷の走塁と守備で勝ち取った大金星だった。

開幕から負け続けていた阪神が「集中して粘りの野球をしている」事に気がついた・・・そして遂に最下位から抜け出した。

続く3戦目はガンケルが完投、猛虎打線爆発で9-1の大差で勝利・・・何かスイスイ点が取れるなと思ったら糸原が外れていて納得。


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交流戦はヤクルトが優勝、阪神は12勝6敗で2位となり、セ・リーグ4位に浮上した。

でも交流戦前に、開幕からの悪い流れを変えられるのは交流戦だと思っていたので、ここまでは順調に回復してきていると思う。

次は金曜日から聖地甲子園でDeNAとの戦いになる。

交流戦で上向いてきた打力をこのまま維持したいのだ。