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日本の政治 [日々のあれこれ]

衆愚政治の極み[バッド(下向き矢印)]





ここ最近政府のスキャンダルが次々と吹き出ているが、国会では種苗法などの重要な法案が次々と可決されている…野党も気づかないはずは無いと思うが、何処も不自然なほど静か。

何か変。

野党は追及しても逃げきられてしまうことが決定している様なネタばかりを声高に追いかけている感じで、どれだけ桜疑惑の前首相や学術会議で官邸が炎上しても法律を作る国会には何の影響も無い。

例え国会の答弁で野党に追い詰められても、嘘でそのときだけ追求をかわせれば成功で、後日その嘘がばれてもノラリクラリ時間稼ぎをしていれば、数日で馬鹿国民は忘れてしまう。

それどころか「コロナ対策が急がれる時期に、野党は何をのんびりと学術会議の問題をやりつづけているのか!」とバイトのネトウヨに書き込ませれば、悪いのは全部野党という事になる。

嘘でノラリクラリとかわす「逆牛歩戦術」恐るべし!

最近某都市を首都にする住民投票があり、投票前日の記者会見で首都推進政党のトップに、ある記者が厳しい質問を浴びせると「根拠は○×に書かれていて誰でも見ることが出来ます」と胸を張って応えた。

その後、そのことを記者が確認したが、そんな記述は何処にもなかった…投票前日の一番大事な時に追求の目を反らせられれば、後はどうにでもなる典型。

嘘とか、もっと悪質な政治資金規正法違反などで立件されても「有罪にならなければ勝ち」という風潮が一般化していて、野党もそのことを知りながら嘘に付き合っている感じ。

上手く言えないけど、大暴れの悪役自民党だけでは国会劇場は成り立たない感じで、野党が絶妙の呼吸でラフファイトを受けている様に見える。

でも国会で嘘を付いて良いなら、国会なんて要らないのだ。