火星移住計画

不可能



車いすの天才ホーキング博士も唱えていたが、温暖化など色々と問題が限界に向かいつつある地球から火星への移住計画がにわかに脚光を浴びている。




火星は地球より太陽から遠いので、まず火星を温暖化して気温を上げるらしい。

気温が上がれば、火星内部にある氷が溶けて生物が誕生する条件が出来るので、地球から微生物を持ち込めば草木の栄養となって酸素が出来るらしい。

そういう段階を踏みながら、人類が入植可能なインフラを整備していくらしいが…何かが欠けている。

確かに火星は地球と似た岩石惑星だけど、地球に生命が誕生して火星に誕生しなかったのは単純に気温や空気の問題では無いと思う。

地球にあって火星にないモノは、太陽風から生命を守る磁場とか、海水をかき混ぜる月という不自然に大きな惑星とか、地軸が一定である事とか、岩盤プレートとか…様々な要素が奇跡的に組み合わさった結果地球に生命が誕生したので、人工的であっても火星に生命を宿せるとは思えない。

火星に莫大なお金を掛けるのであれば、今の地球の環境に使うべきなのだ。