SSブログ

阪神 - 巨人 19.05/28~30 [阪神タイガース]

2勝[野球]


阪神は聖地甲子園で去年から9連続負けている巨人との対戦だった。

ただ令和最初の伝統の一戦という事で、試合前からテレビに張り付いた。

初戦が雨天中止で、2戦目は先発がスライドの青柳が5回8安打3失点で降板。

青柳の投球と言うよりは丸と坂本が凄すぎた。

しかし阪神も5回に2点を取って追い上げるが、8回に丸がの日2本目のホームランで勝負あったかに思えたが、8回の裏にマルテの2ランで同点に追いついた。

バットの当たりは芯では無かったが澤村の高めの球を、巨人ファンでギッシリのレフトスタンドに突き刺した…これで巨人の流れがピタッと止まった。

阪神は9回、同店でドリスを投入、原も抑えのエース中川を2イニング投げさせる両者リング中央でのボディー打ち合戦という消耗戦に突入。

阪神は延長11回の裏に満塁のチャンスで代打鳥谷だったが、力ない空振りの三振に終わった…鳥谷の急激な衰えに驚いた。

阪神は10回ジョンソン、11回能見と繋いで、12回は藤川が登場、いつものように四球を連発してピンチを作り、それをしのぐ自作自演の劇場だったが無得点に抑え、この時点で阪神の負けはなくなった。

12回の裏、1アウトから福留が四球を選び、梅野がポテンヒットで繋いで、途中から代打で登場した木浪が四球を選んで再び満塁に。

福留の代走に福留より足が遅いんじゃ2か?と思う捕手の長坂を出す全員野球で、最後にベンチに残っていたのが高山だった。

矢野が植田海の代打に高山を告げた。

巨人の池田が2ボールとなる…実況が「ここは押し出し狙いですか?」と聞くと、解説の真弓さんは打っていけとコメント、甲子園は22時を超えたので鳴り物ナシでチャンテのワッショイが地鳴りの様に響いた。

高山が打った打球は、サヨナラに合わせて飛ばす風船を持つ虎ファンのライトスタンドに届いた!

高山俊、球団史上初となる巨人戦代打サヨナラ満塁本塁打炸裂!!

ウオーターシャワーの中、矢野がホーム前で「矢野ガッツ」で出迎える。

05.30.02.jpg


令和初の甲子園での伝統の一戦はタイガースに軍配が上がった!!

05.30.03.jpg


巨人8人、阪神7人の投手をつぎ込んだ、まさに4時間30分の死闘だった。

この試合の結果は単なる1勝ではなく、これからの交流戦に向けての大きな勝利。

俺が巨人ファンなら、数日寝込む程の衝撃だった。

3戦目の勝敗は、2戦目で決まっていたと思う。

気怠い感じの巨人ベンチと比べ、阪神ベンチは勢いがあった…巨人は阪神ファンの坂本だけが試合している感じ。

これで令和になってからの巨人戦負け知らずの4連勝!!

解説の大野さんも今の阪神なら広島と戦えると言い出した。

問題は選手達より今回は矢野も頑張った。

延長でサヨナラを決めた後の勝利監督インタビューで嬉しさの壊れっぱなしで、記者から「木浪も貴重な四球を選んだ」と聞かれて、虎ファンがチャンスで歓喜し、好機を逃すとため息を繰り返す光景を関西圏ではおなじみのの「551蓬莱」のCMに例えて「551の蓬莱やぞ。あるときないときばっかりやって。あるときーないときーあるときーないときー言うて。もう551の社長から差し入れお願いします! コマーシャルできるんちゃう?」と超ゴキゲンの返答、しかも阪神の勝率が.551だった…矢野は不思議な力を持っているのかも。

551の蓬莱は「肉まん」では無く「豚まん」と呼ぶ。

俺も東京に住みだしたとき、焼き肉定食を頼んで豚のショウガ焼きが出てきたときは驚いたけど、関西は肉と言えば牛肉の事をさし、豚肉はわざわざ豚肉と使い分ける。

だからお好みも肉玉では無く「ブタ玉」という…だから肉まんでは無く豚まんでないとダメ。

ただ、蓬莱のCMに出るのは元ヤンのなるみ姉さんを倒すのは難しいので無理だと思う…ちなみに俺は「新喜劇編」が好き、知らない人はYOUTUBEにあります。

矢野のコメントを聞いた蓬莱の社長は速攻で球団への差し入れを決定!

05.30.01.jpg


以前から社長と知り合いだった日高2軍育成兼分析担当コーチを通して広島まで差し入れが届けられた。

05.30.04.jpg


「矢野ガッツがあるときー」、豚まんパワーで広島を粉砕なのだ。