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ショーケン逝く [日記]

傷だらけの天使[TV]

俺にとってショーケンとは、ドラマ「傷だらけの天使」の木暮修だった。

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ショーケンが醸し出すあの独特のキャラクターは当時の若者に多大な影響を与えたと思うが、俺はむしろ松田勇作などの役者さんに与えた影響の方が大きいと思う。

グループサウンズのボーカルから黒沢映画などのトップクラスの役者に転身出来たんだから、表現者として根っからのスターなんだと思う。

レジェンドがまた1人居なくなった…寂しくなる。

ただ、ビートルズにも同じ事を思うけど、あの時代にタイムリーに登場した感があって、晩年はお騒がせ男みたいになってしまったショーケンの荒くれなやり方は今の時代では厳しい…もうそういうのが出来る時代では無い。

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ただ、そういうテンションで無いと作れないモノは確実に存在するのも事実で、それが怒りから生じるものであってもそれを生み出すパワーが、見る側の心を動かすんだと思う。

そういう意味では、人に影響を与えるレベルにあるものって過去のアーカイブにしか存在しなくなってしまっているのかもしれない。

久しぶりに「FREE with PYG」という2枚組の田園コロシアムで行われたライブ盤を聴いている。

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YOUTUBEで傷だらけの天使のオープニングを見ていると、コンビーフが食べたくなったのだ。