DTMでの音制作 [DTM研究会]
音のバラエティー
DTMの登場で何もかもがパソコンの中に入ってしまうので、アナログから比べてどうなの?という疑問もあるだろう。
そういう情報はナカナカ緩いのが無くて、ネットで調べてもいきなり中級辺りのレベルから始まるのが多くてただでさえ解り辛いDTMをより取っつきにくくしている感がある。
アナログな楽器を弾くのと違って、パソコンに向かって音や曲を作るという漠然としたニュアンスは、実際やっている人と、そのハナシを聞くだけの人との間の温度差は天文学的に広がるし、説明する時なども、結局ネットに転がっている大半の情報同様、自分では噛み砕いているつもりでも、マニアックな内容になってしまう。
ただ、一言で簡潔にまとめると、ディスクトップの中にあるだけで、後は殆ど同じと思って問題ない…だからDTMだからどうで、アナログの鍵盤だからこうというのは無い。
鍵盤の「ドレミ」はアナログでもディスクトップの中でも「ドレミ」だ。
そして音の問題になる…。
ギターでもある程度凝るけど、キーボードの場合は音色のバラエティーさが楽器の良さだと思う。
具体的には内蔵シンセ音源の引き出しの数で勝負って流れになるんだけど、これが意外と難しい…それだけバンドルされているシンセの質が良いって事になる。
そして要求が「個性的」となると、結局は昔懐かしい音という事になり、一昔前のシンセとか、ビンテージなアナログシンセって事になる。
清銀DTM研多摩支部の寺ちゃんとも、最近はこの話題が多くて色々情報を頂いている。
無理にアナログっぽくする必要はないが、単体で鳴らすとイマイチでも、少し混ぜたりすると隠し味としては使える音が多い。
…かといって、一々本物のビンテージ鍵盤を部屋に並べられないから、便利な時代になったと思う。
左上からKORG M1、KORG Polysix、KORG Wavestation、右上からKORG Monopoly、KORG Ms20
色々試すのも面白いのだ。
2015-01-06 23:30