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吉祥寺でリハーサル! [SOUND]

Marshall JCM2000-DSL[音楽]

 

ソネット・ブログの容量が増えた記念として、何か音声ファイルをアップしてみようと思った。

そこで新カテゴリー「SOUND」を増設、本格的なのは従来通りYoutubeにアップするけど、さりげない「日常の音」などはこのカテゴリーで扱う事にします。

 

第1弾の今回はリハーサル・スタジオ(以下リハスタ)の備品アンプの紹介でもやってみたい。

吉祥寺はライブや楽器屋さんに行くことはあっても、それ以外の目的で行く事は無かった。
でも、今回から吉祥寺のスタジオでリハを行うことにした。

これまでは何かといえば「都心部へ向かう」という発想だったが、今回から変えた。
清瀬駅南口からバスでJR中央線の武蔵小金井経由で吉祥寺。
帰りは吉祥寺からバスで西武池袋線の大泉学園経由で清瀬。
嬉しいのは、どちらも確実に座って移動できるので、身体の疲れが全然違う!

リハで疲れて池袋のホームレスが寝ている地下通路を歩いて、やっと駅に着いたと思ったら満員電車だからね…酒臭い車両の中で下手すれば清瀬まで立ちっぱなしだから、ヘトヘトになっていたんだけど、今回からは激楽!
やはり都心部への「縦の移動」より、これからは「横への移動」の時代だと思う。


俺はセッションなどで「全く初めて使うスタジオ」が、如何にバランスが取り辛いものかを知っている。
利用したのはペンタという東京では普通に知られているチェーン店で、スタジオの広さも「ボチボチ」、ミキサーなども「ボチボチ」、アンプやドラムセットなども「ボチボチ」の、良くも悪くもない「平均点」って内容だった。

ただ、スタジオのロビーは喫煙可でテーブルにデカい灰皿があったりで、そういう所は気に入らないね。
スタジオが入っているビルごと禁煙にして欲しい!


さて、スタジオにあったMarshall JCM2000だけど、これは以前使ったことがあるTSLというツマミがいっぱい付いているのでは無く、DSLという900に似た感じのやつだった。

2000は最近中古で値段が上がっているみたい。
理由は現行機種のJVMの評判が悪いかららしい…ってか、数年前まで使っていた板橋のスタジオにJVMがあったけど、クリーンが綺麗ではないのと、扱いがヤヤコシイので、俺も使わなかった。
一度シングルコイルのストラトを直で突っ込んでみたら、良い感じで歪んだんだけど、ノイズとハウリが凄かった…幾ら歪んでもハウってしまえば意味がない。

今のところ、最高なのは2000って事なんだろうけど、弱点もあって壊れやすいらしい。
でも人気があるので、2000-DSLを復刻させてDSLシリーズというのが安価で出ていたりする。

さて、いよいよMarshallのJCM-2000-DSLを鳴らしてみた。

俺の機材は最近リハ専用で使っているBOSSのME-25というミニマルチ。
ギターはインギーシグネイチャー君

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アンプ背面のリターンに突っ込んで、アンプのプリ部を使わずパワー部だけを使ったんだけど、音が抜けた。
ME-25がややヌケが悪いので、900につなぐとボワボワになって抜けないし、JVMだと不要に音圧が掛かるが、2000のパワーは素直。

ME-25はマスターアウトのボリュームが付いていないので、音量設定が固定されてしまうので別のスタジオで使っているJCM900の設定で鳴らすと、音がヌケ過ぎて爆音になってしまった。

音がクッキリ全面にドンと出るから、演奏のアラが目立つね…普通のアンプで鳴らすのが久しぶりだったので、ちょっと焦った。
でも練習には、これくらいハッキリ音が出るアンプが良いと思う。

とりあえず音量を下げようとするんだけど、ME-25の使い方を忘れていて下がらなかった。
ま、スタジオを変えると色々な設定も変わるんだと、改めて痛感した。

 



最後に、リハスタジオを変えるときのポイントだけど、慣れるまでは極力同じ部屋を使った方が良い。
機材が同じでも、部屋の広さが同じでも、部屋を変えると微妙に違う差で自宅で仕上げたセッティングが合わない場合がある。

次回のリハも同じ部屋を予約したのだ。