都会の片隅の生命力

頑張ってる

世界各国から貨物船がやってくる東京湾では、船を安定させるための海水バラスト水を捨てている…つまり世界中のバラスト水の中にいた生物が東京湾の生態系に影響を与えているらしい。

俺が興味を持ったのは、飯田橋の片隅で懸命に生きる植物達。
鳥が種を運んで来るのか、東京湾の魚の様に種類など脈略無く生えている雑草達は、植物天国の清瀬とは様子が違う。
並び立つビルと神田川の間にある幅１メートル弱の僅かな隙間に生えている植物。



真上は首都高速が日光を遮り、２４時間轟音を立てている。
薄暗いビルの裏で様々な植物が逞しく生きていた。


JR中央線の線路の土台も結構古い。
神田川の河川工事で出た泥や土で作ったらしく、外側が石垣だ。

その石垣から植物が生えている…誰かが植えたのでは無く、どこからか種が飛んできたのがこんな所で芽を出した。



小さな草花がこんなに懸命に頑張ってる姿を見ると、俺も頑張らなきゃって思うのだ。