猫と仲良くなる

デジカメ

パナソニックのデジカメ「ルミックスGF3」のCMが良い。

最近流行っているカメラ女子役の綾瀬はるかさんが、お寺の木や路地で遊ぶ子供を撮っている。
路地に咲く名も無き小さな花をデジカメで写していると、同じデジカメを手に佐藤健さんが逃げる野良猫を追いかけている。

どっちも「あるある」って思った。

こういうとき、女の人は得だ…男だと野良猫を追っていてもカメラを持って路地なんかにいれば不審者と怪しまれる。
以前、板橋に住んでいたとき、やはりビデオカメラで野良猫たちを追いかけていると、すれ違う人達に何度も何をしているのかを聞かれたりしてウンザリした…あそこの連中は見ればネコを撮影しているって判るはずなのにズケズケ聞いてくる。
ま、無理もないのは、俺も普通に普段着をベランダに干して部屋に戻ってベランダを振り返ると無かった…つまり数十秒で盗まれた…そういうところだから、皆がピリピリしているんだと思う。

そういうのが嫌になって練馬区に引っ越して、ドンドン田舎方面に行きたくなり…今や清瀬に住んでいる。
ここではデジカメを持って歩いていても、不審者呼ばわりする人は皆無だ。
それどころか柳瀬川沿いには、野鳥を撮影する凄いレンズを付けた豪華カメラを持っている人が大勢いる。

清瀬にはケヤキ通りというバイパスがあって、その道路沿いには芸術家達が作ったオブジェが立ち並んでいる。
それを順番に撮影したいんだけど、何せ相当な数なので涼しくなってから挑戦してみたいと考えている。

植物は動かないから撮影は簡単なんだけど、アングルとかを考えるとナカナカ難しい。
苦労して撮影した割には普通の写真な場合が多く、「もう少しこうすれば良かったとか」アイデアが出やすいので、練習には最適だと思う。
俺はレンズで大きく撮るのでは無く、限界までカメラを被写体に近づけて撮影している。
去年までは、古いデジカメで望遠モードのスイッチが壊れてしまい、アップにしたければ自分で近づくしか方法が無く、それが癖になっている。


シリーズ「夏の草花」をやろうとして撮影した

難しいのはノラネコ。
テレビのCMでは逃げるネコも止まってくれるが、実際はネコが逃げ出せば一定距離以内に近づくことはまず無理。
だからブログなどで頻繁に見かける自宅や職場近くで見かける野良猫の写真は、数メートル離れた位置からシャッターを切っている。

しかし、ネコも小さな草花同様極力レンズをネコに近づけたいが、ナカナカ難しい。
そんな時、俺はネコが喜ぶ波動を出す…上手く文章に出来ないが、これをやると相当気むずかしい猫でもゴロゴロいいだす。
俺が独特の調子で猫に語りかけると…猫は逃げない。
よく見かける失敗は、ネコの鳴き真似をするパターンだけど、そういうのは効果はない。
だから、デジカメで野良猫を追っていけば、猫と仲良しになるコツが会得出来るかも。


野良猫のさくらを接写してみた

写真撮影は楽しいのだ。