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レンズで旅をする [写真]

小さな世界[カメラ]

今回はデジカメ君で覗いてみた小さな世界。
今何気なく見下ろしている小さな花や生き物達も、自分も同じくらい小さくなってしまえば大きく見えるだろう…。
昆虫なども…俺は可愛くて好きなんだけど、嫌いな人もいるだろうから、今回は自己責任でご覧頂きたい。

今は桜の花の下はさくらんぼが落ちている。

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P5260026 posted by (C)taityo

食用のさくらんぼとは種類が違うので食べられないけど、美味しそう。

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P5260030 posted by (C)taityo


子供の頃、20才を越えた自分を想像できなかった…誰でもそうだったと思う。
しかし、実際20才になってみれば「俺は俺」でしかなく、ただ年齢を重ねた結果があるだけで、中身は何も変わらなかった。

それは30才でも40才の時も同じだった…つまり、俺の中には今でも幼少の頃の俺が存在している。

子供の頃の俺は、身体が弱かったこともあり、自宅で玩具で遊んでいる事が他の同級生より多かったと思う。
小学生の時、親にシズラーカーというのを買って貰った。
小さな充電式のミニカーで、モーターで駆動して結構なスピードが出る。
90度のバンク角があるコーナーや、接続してつなぎ合わせる直線部分などでコースを作る。
俺は同じコースをもう一つ買って貰って部屋一杯を立体コースにしていた。

友達もシズラーカーを買って、俺の部屋の巨大コースで対戦していた。
お気に入りの車の充電池が古くなると、新しい車を分解して中にある充電池を取り替えたりしていた。

コースを信じられないほどの高速で走るシズラーカーは凄い迫力だった。
シズラーカーを目の前で眺め、自分がその車の中に入って運転している事なんかを想像したものだ。

女の子はそういう想像はしないのかも知れないが、自分が2cm位に小さくなる事が出来れば、ミニカーなどに乗ってみたいなと思った。
怪獣の玩具も同じで、確かに実物はガキが手で持てる大きさだけど、それで「ガオ〜ン!」とか叫びながら他の怪獣にぶつけて遊ぶときは脳内では「ビルより大きな大きさ」というオヤクソクがあった…その辺りが女子のリカちゃん人形なんかとはスケールが違う。

俺はすっかりオッサンになってしまったが、中身は俺なので今でも「自分が2cm位になったら」な世界を時々作っては楽しんでいる。
それが、最近凝っているデジカメ撮影の世界だ。

最初は離れた位置から桜の花を普通に撮影していた。
でも、ドンドン面白くなってきて、遠近法というか桜の花に接近して、花びらに焦点は合っているが背景はぼけているとかの撮影法を使うようになった。

そして…去年の11月にカメラを買って、初めての春が来た。

道端の草花シリーズと題して、小さい花にピントを合わせるのが楽しくなり…小さな花を探す様になった。

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P5250008 posted by (C)taityo
例えばこの花、実際はすごく小さいです

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P5250012 posted by (C)taityo
一見何もなさそうに見えますが…

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P5250013 posted by (C)taityo
小さな黄色い花が咲いています

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P5250014 posted by (C)taityo
綺麗な花です


カメラを限界まで近づけてピントを合わせていると…ミニカーを顔に近づけていたあの感覚が戻ってきた。
最近判ってきた事は、大きな花には大きなハチがやってくるが、メチャ小さな花にもメチャ小さなハチがやってくる。
こんなに小さなハチがいたのか?と驚いた。

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P5250011 posted by (C)taityo

ん〜?

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P5250019 posted by (C)taityo

桜の木の下を歩いていると…桜から落ちてきたのか?

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P5250021 posted by (C)taityo

アオムシ君だ!

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P5250022 posted by (C)taityo

カメラを向けると怒っている!凄く不機嫌だ!

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P5250020 posted by (C)taityo

人間が3cm位に小さくなれば、このアオムシ君でも強敵だよね。

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P5250023 posted by (C)taityo

窓ガラスをよく見ると、トビケラ系の虫がとまっている。

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P5260031 posted by (C)taityo

ふむ…清瀬〜所沢は昆虫天国なのだ。