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慣れ [バンド関係]

久しぶりに触ると慣れていたんだなと気が付く[ペン]

メインで使用しているナチュラルのストラトを久しぶりに引っ張り出して弾いてみた。
このギターを紹介するときはメインNo2ギターと呼んでいる。
詳しくはいずれ「My guitar & band history」に書くが、このギターは大阪のDEARER時代から使っている。

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DEARERで入手したばかりのNo2を弾く俺(大阪梅田/キャンディーホール)

ML結成時から89年の「Masquerade Game」製作時頃までは殆どこれ1本を弾いていた。

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ML結成間もない頃(東京目黒/鹿鳴館)

その後は95年「悲劇の泉」のバッキングに使用し、ライブでは「ファンタージェン1998」から今のパーツに入れ替えて使用している。

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ファンタージェンML時にはギターシンセをマウントしていた(大阪心斎橋/ミューズホール)

その後、2002年辺りまでライブではメインで使用していた。

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「パテキュリオ」発売当時のライブ(大阪江坂/ブーミンホール)

Squier製で、発売する前に作られた数少ない試作品。
ブリッジとナットはフロイド・ローズ、ピックアップはリアがEMGの85フロントが81と、ザックワイルドの逆。
スイッチはディマジオの3点切り替え、配線はワンボリューム、ノートーン。

ここ最近は全く弾いていなくて、ずっとケースに入っていた。
理由は劇重なので疲れるから。
ここ最近はずっとNo1のホワイトを弾いていた。

さて、ここからが本題だけど、このギターを弾かなくなったのには重量の他にも理由があった。
数年前、弾いた時に弾きにくさを感じた。
調べると、ナットの高さが少し高い。
しかし、それまでは全く気にならなかった。

気になるようになったのはノーマルのナットのストラトを自宅練習用ギターにしてから。
調べると、ノーマルのナットはギリギリまで低い位置にあるが、フロイド・ローズは若干高い。
またノーマルのナットは、ストラト独特のフレットのアールと同じ形状で出来ているが、フロイド・ローズはアールが足りないので低くセットしても1弦6弦が高くなる。

ホワイトのNo1ギターは、ナチュラル程ナットが極端では無いので、違和感が無い。

しかし、ここ最近はアコギばかり弾いていたので、久しぶりにナチュラル君をケースから取り出した。

ん?
違和感が無くなっている。
でも、またノーマルのストラトを弾けば違和感が出るんだろう。

F-1GP中継で、森脇さんの解説を聞いていて車高の話になった。
「1ミリ違うと乗れないと言われます」と、滅茶苦茶微妙な事がレースの世界では当たり前だと言っていたが、それはギターも同じで1/2ミリで弾けなくなる。
厳密には弾けるが、シックリ来ないので楽しんで弾けないという事で、これはメインギターとしては致命傷になる。

結果長期間ギターに触れなかったので違和感の原因だったノーマルギターの感触が抜けたんだろう。
しかし、慣れというのは恐ろしいのだ。



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